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あすみが丘(あすみがおか)は、千葉市緑区に位置する民間による造成事業によって誕生したニュータウンである〔鮫島泰洋 『[まちなみ計画]“街(ハード)”から“まち(ソフト)”へ あすみが丘そしてあすみが丘東へ(千葉市緑区)』 家とまちなみ 第49号 (住宅生産振興財団) (2004年3月)〕。 == 概要 == JR外房線土気駅前から南方へ広がる総事業面積3.13平方㎞を開発した地域である〔。 開発以前は農地・山林を中心とした地域であったが、1982年より土気南土地区画整理事業が組合施行によって行われ、東西1.5km、南北2.5kmのエリアに住宅地・商業地が開発されて、1丁目から9丁目までに分けられており、4丁目には高層マンションも立地している。 地元地権者と東急不動産などの共同で土地区画整理事業が進められた関係で、マンションや賃貸アパートから普通の一戸建て住宅まで様々な形態の住居が立ち並ぶものとなっている〔。 街区は千葉県最大の都市公園である千葉市昭和の森公園に隣接しているほか、大小あわせて12ヵ所の街区公園で構成される40haの公園が地区内に配置されており、街区内の全域で250m以内に公園があるという設計がなされている〔。 あすみが丘内を貫く 「あすみ大通り」など東西と南北に各々2本ずつ都市計画道路が配置されており、クスノキやメタセコイヤ等の街路樹が立ち並ぶ姿は「新日本街路樹百景」にも選ばれている〔。 また、人車分離という思想で街路の設計と施工が行われており、その一環として遊歩道なども設けられている〔。 地区内で生活機能を充足するため11haの商業施設用地を計画的に配置しており、1989年に土気駅前にはショッピングセンター 「バーズモール」が開設されたほか、2000年に中心部にスーパーやホームセンターなどを併設した大型ショッピングセンター「ブランニューモール」が開設された〔。 東急不動産をはじめとした東急グループによって開発されたことから、ニュータウンの商業施設には東急ストア、とうきゅうボウルなど東急グループの施設がいくつかあった。しかしながら、とうきゅうボウルは2010(平成22)年8月31日、東急ストア2店舗は2011年7月と8月に、それぞれ閉鎖されている。(あすみが丘7丁目の東急ストアは、カスミに移管された。なお、ボウリング場は、2011年12月に「リバーフットレーン」に変更。2013年9月に閉場後、2015年7月に「あすみが丘ファミリーボウル」開館) 住宅販売の開始時期はバブル経済の時期にあたり、ニュータウンのなかには『プレステージ』や『ワンハンドレッドヒルズ』と称する高級住宅街区も造成された。とりわけ後者は、一戸の敷地面積が数百坪で販売価格も15億円前後に設定されたことから話題となり、ロサンゼルスの高級住宅地、ビバリーヒルズをもじって、「千葉リーヒルズ」とも揶揄された。 そのほかの一般街区は、一戸あたりの敷地面積が50~100坪程度であるが、広い通りや歩行者専用道路、公園などが評価され、平成4年には国土交通省による『都市景観100選』に選ばれている。 2000年代後半になると、住宅開発の中心は、隣接する「あすみが丘東」に移った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あすみが丘」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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