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あずさ2号[あずさ2ごう]
「あずさ2号」は、1977年（昭和52年）3月25日に発表された楽曲。兄弟デュオ・狩人のデビュー曲である。
== 概要 ==
都会での愛する人との暮らしに終止符を打ち、新しい恋人と特急「あずさ2号」に乗って信州へ旅立とうとするヒロインの複雑な心の内を歌った曲である。1977年の大ヒット曲となり、新人歌手であった狩人を一躍スターの座に押し上げた。シングル売上は累計80万枚〔『産経新聞』1995年5月25日付東京夕刊〕（オリコンの集計では約50万枚）。
都倉俊一が司会を務め狩人がレギュラー出演した音楽番組『レッツゴーヤング』では「ヤングヒットソング」〔『レッツゴーヤング』1977年7月3日放送回より（ＣＳ放送の第一興商スターカラオケ・歌謡ポップスチャンネルで再放送された）。〕として1977年4月から流され、曲の宣伝に大きな役割を果たした〔都倉俊一『あの時、マイソング ユアソング』P52 新潮社 2008年〕。
曲の前半部分はしっとりとした曲調であるが、サビの部分ではそれとは正反対の曲調となっている。これが、「より効果的に、女心のアヤを際立たせ」〔朝日新聞夕刊 <戦後歌謡史 歌の中の東京>1995年12月27日発行より〕ることとなり、多くの人々の心を捉えたのである。
1995年（平成7年）1月25日、若草恵の編曲・狩人の歌により、ニュー・ヴァージョンとして新たにリリースされた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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