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吾妻寿司 (岡山市)
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あずまずしまたはあずまとは、広島県、岡山県、愛媛県の瀬戸内地域の郷土料理の一つである。おからと小魚を使った寿司の一種〔日本の食生活全集広島編集委員会編、『日本の食生活全集34 聞き書広島の食事』p63、1987年、東京、社団法人農山漁村文化協会、ISBN 4-540-87066-1〕。広島県の山間部にもほぼ同様のすしがあるが、卯の花ずし(うのはなずし)と称すことが多く、「あずまずし」の名は主に海岸部での呼称。 == 概要 == * ママカリ、コノシロ、イワシ、タナゴ〔日本の食生活全集広島編集委員会編、『日本の食生活全集34 聞き書広島の食事』pp63、1987年、東京、社団法人農山漁村文化協会、ISBN 4-540-87066-1〕などの小魚を背割りにし、砂糖を加えた酢で締めたものを用いる早ずし。 * 特徴として酢飯の代わりに、酢で味付けたおからを使う。飯とおからを混ぜて使うこともある。漁村のため米が貴重で、節米のために考えられた。 * 主に広島県、岡山県の瀬戸内海沿いの海岸部での名称であるが、広島県の備北山地でもこの名称が使われる〔日本の食生活全集広島編集委員会編、「いわしのあずまずし」『日本の食生活全集34 聞き書広島の食事』p223、1987年、東京、社団法人農山漁村文化協会、ISBN 4-540-87066-1〕例もある。 * 愛媛県宇和島市のあずまは酢と砂糖で味付けしたおからと米を混ぜて、甘辛く煮たゴボウ、ニンジン、シイタケ頭を加え俵形に握ったもので、魚を合わせないのが普通。魚を載せて握ったものは丸ずし(まるずし)と称する〔日本の食生活全集愛媛編集委員会編、『日本の食生活全集38 聞き書愛媛の食事』p63、1988年、東京、社団法人農山漁村文化協会、ISBN 4-540-88045-4〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あずまずし」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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