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社会福祉法人あそか会 あそか病院(しゃかいふくしほうじんあそかかい あそかびょういん)は、東京都江東区住吉にある医療機関。社会福祉法人あそか会が運営する病院である。東京都災害拠点病院の一つ。 あそかとは無憂華と書き、仏教三大聖樹の一である無憂樹(サンスクリット語でアソカ)のことを指す。会の名は創始者・九条武子(大谷光尊の次女)の歌集『無憂華』(1927年出版)にちなんで武子の歌の師である佐佐木信綱が命名した。 2015年7月に、同病院の母体である社会福祉法人あそか会の元常務理事荻原勝による20億円にのぼる巨額の公金横領が発覚し、元理事長の近衛正子(近衛文隆妻)を含む理事9名が解任された〔巨額の公金横領の真相(上) 月刊『集中』2015年9月1日、2015年9月28日、2015年10月28日〕。 == 沿革 == 関東大震災において築地本願寺は日比谷公園に救護所を設置し、九条武子を中心として医療活動を行った。このことがあそか会設立のきっかけである。 1930年11月5日に開設。用地は同潤会から深川区猿江裏町168番地(現在地)の200坪を借り受け、建物は震災の教訓から鉄筋コンクリート3階建とした。病床数は34床、診療科は内科・外科・小児科・産婦人科・耳鼻科・眼科・歯科。診療は有料診療と無料診療の二本立てで、生活保護法の制定までは自治体発行の施療券を持参したものに無料診療を行っていた〔開設当時、東京で貧困層への診療を行っていた病院としては、東京都済生会中央病院、泉橋慈善病院(現在の三井記念病院)などが挙げられる。〕。貧困層への医療提供という歴史は現在も生活保護法指定医療機関・無料低額診療事業実施医療機関として引き継がれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あそか病院」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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