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『あたしンち』(Atashin'chi)は、けらえいこ原作の漫画作品であり、及びそれを原作としたテレビアニメ作品である。 == 概要 == 1994年6月5日、読売新聞日曜版にて連載開始される。2002年1月6日から2006年3月19日までは隔週連載であり、以降から毎週連載となる。基本的に、等しいサイズの長方形23コマで構成された一話完結形式である。1995年にメディアファクトリーよりコミックス化され、単行本は全21巻が刊行されている。1996年には文藝春秋漫画賞を受賞。2002年にテレビアニメ化、2003年にアニメ映画化。2010年に3Dアニメ映画化となった。 物語は、無口でマイペースな父、よくも悪くも大雑把で節約志向の母、地味でオクテであり少しドジな高校生のみかん(あたし)、シャイで恋などには疎いが、ナイーブで理論派、堅実な性格の中学生の弟ユズヒコ(通称:ユズピ、ユーちゃん)で構成された「タチバナ家」を中心に展開されている。他にも個性的なたくさんのキャラクターたちが活き活きと描かれている。話は連載開始直後はみかんと母をメインとした家族中心であったが、家族それぞれの人間関係が織りなすエピソードも描かれるようになっていった。 アニメ作品では物語の舞台は西東京市田無であり、一家は5階建てマンション3LDKに居住という設定である。最寄り駅である田無駅をはじめ、西武新宿線や西武バス、関東バス、西東京市のコミュニティバスのはなバスなどが作中でも忠実に再現されている(始めに書かれた1994年当時はまだ田無駅は旧駅舎であった)。 原作単行本は中国語や韓国語に翻訳出版されているほか、テレビアニメは韓国・台湾・香港・インドネシア・マレーシア・インドでも放送されている。 アニメ最終回前日の2009年9月18日に、「あたしンちWEB公式サイト 」(運営はメディアファクトリー)が立ち上がり、現在もあたしンちの企画や製作が続けられている。2015年1月30日リニューアルオープン。 また他にも、第一三共株式会社が製作した「あたしンちの健康」という、あたしンちを舞台にした生活習慣病の誤解を解決する目的で製作されたFlashアニメが配信された(2012年終了)。 2010年11月13日より3D映画として再び映画化されることとなった。同年6月24日から公式サイトが公開された(「劇場版3D「あたしンち」公式サイト」 )。 2011年4月6日の読売新聞朝刊でコボちゃんの小学校入学を記念し「コボちゃん」とのコラボレーション漫画『コボちゃンち』が掲載された。 2012年3月11日の日曜版をもって、17年強の歴史に幕を閉じた。(漫画を書くことが)体力的に大変になったこと、2011年の東日本大震災によって心情が変化したこと、「あたし」の視点がみかん→母→父と変化していったことなどが理由。終了後の2週(18日、25日)は作者へのインタビューが掲載された。 2015年10月より、アニマックスにて完全新作となるアニメ「新あたしンち」を放送中(新作アニメ「新あたしンち」公式サイト )。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あたしンち」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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