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あたしンちの登場人物(あたしンちのとうじょうじんぶつ)では、けらえいこ原作の漫画『あたしンち』、及びそのアニメ版に登場する架空の人物を列挙する。 == 立花一家 == ;母 :声 - 渡辺久美子 :通称、お母さん。年齢は43歳くらい。モデルは作者の母。 :専業主婦で大分県出身。大分県出身なのは、親戚が遊びに来ているおまけ扉絵での方言でも確認できる。身長は約165cm〔公式ファンブックより〕。 :娘のみかんと比べて息子・ユズヒコには少し甘い。 :少し褒められただけで調子に乗ったり、みかんに嫌味を言ったり、多少性格が悪いところがある。原作初登時やアニメ初期はもっと老けていて、目が吊り上がって唇が今より厚く、性格が激しかったが、絵柄が変わり、すぐに若返った。 :常に強気だが、内弁慶のためパートは苦手。「情熱の赤いバラ」を筆頭によく歌う。 :半魚人のような顔にたらこ唇は母親譲りだが、みかんやユズヒコには遺伝しなかった。かなりの肥満(体脂肪率51%)。 :明朗快活だが、自分勝手で言行は矛盾だらけ(自覚している節もある)。自称「明るい働き者」。 :1円たりとも無駄にすることを嫌い、身の回りの生活必需品は常に一番安い物を買うが、お気に入りのトイレットペーパーに関しては数百円高くてもそれを買う。 :掃除機をかけながら足で雑巾をかけるなど、何事も効率よく行わなければ気が済まないが、「ながら」すぎておろそかになってしまうこともある。 :父とはお見合い結婚だが、夫婦仲は良く休日には二人で出かけたり、旅行に出ることもある。 :また、家族内での優先順位も常に父が一番である。 :若い頃、野良犬数匹に追いかけられた過去が起因したのか、犬が苦手。 :趣味として書道教室に通ったり(習字の号は「今治翠(こんじすい)」)、友人の水島さんと共にスイミングスクールにも通う。 :本や人の言葉によく影響されやすいが、その意味をなぜかいつも間違った意味で捉えてしまい、大暴走して家族ごと巻き込まれることがある(「いつにない父」など)。 :給料日前になると晩御飯の内容が日を追う毎に酷くなり、おかずが目玉焼きだけやしらすだけの一品メニュー。はては缶詰を一人一個ずつだけ出すこともある(それが家族にはいつも不評であるがうえに大迷惑)。 :なかでもちくわをよく出すために、みかんに嫌味でなく「我が家のおふくろの味はちくわだね」と言われ、家族も同意したことにショックを受けたことがある(翌日は御馳走になった)。 :お給料日になるとトンカツなどの比較的豪華な食事が出るが、父が家で夕食を取らない日や雨が降ると買い物に行くのを嫌がるため、給料日後でも一品料理になる。 :猫舌ゆえに料理下手(パスタをざるに移す時に水でゆすいだり、味噌汁の火を止めてから冷たい豆腐を入れるなど)。次の日がゴミの日だと調味料を使いきってしまいみかんに「味を犠牲にしないでよー」と怒られてしまう。 :しかし、料理本を信じず、自己流にアレンジしたり、味噌汁でも気分によって味付けを変えるので猫舌だけの問題ではないと思われる(これが特に家族にとって大迷惑であり、不評を買っているが、母には理解されていない)。 :そんな料理でも自分ではおいしいと思っているため、家族から味に対してのクレームが起きても理解できないでいる。 :レジャーを理解できず釣りやダンベルなども一蹴しており、ユズヒコと対立することもあるが、父がユズヒコの味方について母が譲歩する場合が多い。 :ただし立花家オリジナルの料理や自分の行動が世間からズレていることも薄々理解している。 : 好物はお煎餅、バナナ、プリン、五家宝、カンパン〔原作1巻のおまけ及び公式ファンブックより〕、食パンの耳、伊達巻。 :母特製の塩おむすびがおいしいらしく、周囲に絶賛されているが、昔その秘訣について母は「手からい〜い脂が出てるから」と言っていた。 :中学時代のあだ名は「ばんばん」。しかし、母はこのあだ名を嫌っていた。 :好きな芸能人は2時間サスペンス「猪浦警部シリーズ」で猪浦警部演じる橋本英二郎で、彼のことを、「猪さま」と呼び熱狂する。 :夕暮れ時、買い物帰りにて、その迫力と走る時の掛け声から、近所の小学生に「ウホウホおばさん」と囁かれ、都市伝説化されている。 :「みかん、あたしってブス?」では水島さん、「母、得意の相づちっ」では戸山さんの見事な顔真似を披露した。また、子供達の物真似や第2期「絶対気がつかない」ではみかんの顔真似を披露した。 :最近では携帯やパソコンを使うこともあり、16巻では水島さんの誘いでtwitterを始め21巻ではスマホを使い始めた。 :原作では時折、驚くと頭から髪がそのまま上に飛び跳ねる描写がある(その際、頭は禿げている)。 :ゴキブリ対策でホウ酸団子を仕掛ける際などにはゴキブリになりきっている(語尾に「ゴキ〜」「ゴキよ〜」などとつける)。 :他人に親切にするのが好きだが、間違った情報を教えてその間違いに気づいた時にはとても落ち込んでしまう。 ;立花みかん(あたし) :声 - 折笠富美子 :立花家の長女で高校2年生。(原作初期は高校1年生)。一人称は「あたし」。身長155cm。モデルは作者本人。 :やや地味・平凡で、大雑把な性格は母親似。夢みがちで余所の家庭によく憧れる。一言で言えば人付き合いは不器用。 :しみちゃんや仲間たちが大笑いしていてもみかんはあまり笑わないといわれることがあり、孤立する(一人浮いている)ことがある。 :ヘアスタイルはいつもお団子(シニヨン)ヘア。中学時代はツインテールにしていた。 :素直で親切だが、いつも墓穴を掘り自爆しがち。褒められると恥ずかしさのあまり、全力で褒めを否定して話題を変えたりする。 :時間にルーズで遅刻常習犯。155cmと小柄な身長のため、小学生や中学生に間違われることが多い。学校では自由服のため私服で登校する。 :好きな食べ物は生クリーム〔。 :自分でホイップしてボウルいっぱい食べることもあり、父に「若気の至り」と言われている。 :欲しいものはホットケーキミックスだが、母に高いという理由であまり買ってもらえない。 :嫌いな物はチョコレートケーキ。 :クラスメートの岩木くんに片思い中。このことは、原作13巻で初めて親友のしみちゃんにだけ打ち明けた。 :大口を叩いた母が失敗をしたときなどは冷たい目で「○○(母が大口を叩いたこと)はどうしたの?」や「○○ですか・・・」と静かに嘲るのが定番となっている(強運を自慢したにもかかわらずラスト一個のものを取られたりはっきりと注意する言って失敗した時など)。 :授業中は物思いにふけることが多いため(本人によるとノートを取るのが苦手)、しみちゃんによくノートを借りている。 :自分が便秘症だということを平気で男の子に話すなど、デリカシーが欠けている辺りが実は母とよく似ている。 :また凝り性な割に飽き性で新しいものが好きという点は父とよく似ている。 :考え事や作業中に話しかけられると、脳が「初期化」され、今までしていたことも忘れてしまうらしい。 :また、よく1つの物事をどんどんと深く考えこんでしまう癖があり(自称「心の旅」)、その間、周囲からはボーっとしているように見られている。 :容姿に自信を持っていないが、しみちゃんやゆかりんには「かわいい」、春山には「キレイな顔してるよね」と言われておりレベルは決して低くない。「親から「かわいい」って言われたらもっと美人になっていたはず」としみちゃんに話したことがあるが、実際にそう言われて育ったら「ものすごい勘違い女」だったかもしれないと言われ、ふて腐れた。 :食パンは耳を先に食べてからバターやジャムを塗り、中心を食す。ユズヒコによると「アネキって嫌いなものは先に食べるタイプ」。 :高校ではテディベア研究会(ベア研)に所属し、よくベアを自作している。その刺繍の腕前はなかなかのもので、クリスマスに手製の手袋を編み大好評だったことがあった。将来の夢はプロになること。 :幼少期は自我が芽生えるのが若干遅く、ボ〜とした子供であった。小学校で避難訓練をしていた際も全然気付かず、皆が校庭に避難した後も誰もいない教室で一人、ノートにイタズラ書きをしていたり、運動会のかけっこでフライングしたり、挙句の果てには外で平気で用を足していたり、においつきの消しゴムを食べたこともあった〔原作5巻の読み切り漫画に登場〕。その他にも、飼っていた金魚の水槽にポテチやオレンジジュースを入れたり、ユズのアイスを盗み食いするなどの行動が見られる(ユズは今でもみかんの前では食べ物を隠す癖がついた)。 :原作12・14・17・20巻で眼鏡を掛けているが、それ以前の原作・アニメで眼鏡・コンタクトレンズを使用している描写はない。 :原作では時折、驚くと頭からお団子だけがそのまま上に飛び跳ねる描写がある。 :ユズとは対照的に自分に冷たい母やユズと何度か衝突したことがあるが、母を突き飛ばしたら死んでしまったという夢を見た際と劇場版第1作で入れ替わった瞬間に意識を失った母を見て号泣した。 :日記を書くことが下手で、ページを切り取りキズモノにした、装丁が良すぎた、表紙に恥ずかしい文句を書いてしまった、愚痴や危険な思想ばかり書いていた、などさまざまな理由で挫折している。 :原作最初期と現在では設定がいくつか異なっており、部屋が現在の母と父の部屋と入れ替わっており、また高校1年生であった。 :幼少時は少々下品な性格であった(漢字ドリルの問題集から「うんち」「うんこ」などの言葉を探して丸で囲う、鼻ほじりをよくやっていた、など)。 ; 立花ユズヒコ(弟) :声 - 阪口大助(0歳時:いのくちゆか)(幼少期:アニマックス版伊瀬茉莉也) :立花家の長男でみかんの弟。中学2年生。(原作初期は中学生1年生)。身長は約155cm。モデルは作者の弟〔。一人称は「オレ」。たまに「ボク」と言う場合もある。 :愛称は、みかんが「ユズ」・「ユー」、母は主に「ユーちゃん」、父からは「ユズヒコ」・「ユズ」友人からは「ユズピ」。 :川島と山下からは(ユズ→ゆずみそ→みそ→美空ひばりで)、「ヒバリちゃん」と内緒で呼ばれたこともあった。 :部活は野球部に入っているが、弱小部であり、活動が週2回しかない。作中ではで一度だけ、ユズヒコ・藤野・3年生の先輩の3人で廊下で上履きを投げ合い、腕力を鍛える練習(遊びに近い)をしている(21巻より)。 :シャイでナイーブと繊細な性格のため、母やみかんの無神経さに傷ついたり、父にかつがれたりする苦労人で貧乏くじをひいてしまう面がある。 :母には少々過保護にされ気味であるが、立花家では一番常識があり頭も切れるしっかり者。よく姉のみかんにも面と向かって指摘する場面もよくある。 :クラスの女子に比較的モテているが本人は自覚しておらず、特に川島が想いを寄せていることにも全く気付いていない。度がすぎて、一度だけ落書きが発端で、ショックを受けた川島を泣かせてしまったことがある(のちにユズのほうから謝罪し、和解)。 :好きな異性はアイドルの丸野丸美(原作では「◎◎◎子」)の隠れファン。 :趣味は音楽鑑賞と読書(作中での、好むジャンルはライトノベル)。自分の部屋にこもり、ヘッドホンをして音楽を聴いていることが多い。 :常に人目を気にするタイプだが、その反動からか留守番を任された際、異様にテンションが上がり一人で盛り上がる姿をアニメで見せたことがある。 :小さい頃、親戚の家で飼っている鳥が頭や腕に止まられ、「気を付けないとフンをする」と言われて以来、鳥が苦手になった。 :みかんほどではないが、結構単純なところがあり、石田のかなり理論染みた説明などに簡単に騙されてしまうことも。このせいで藤野や石田、ナスオによくイジられる。 :ややマヨラーの傾向がある(これが原因でパジャマに一面マヨネーズをつぶしてしまったことがある)、倹約家の母がいつも一番安い品しか買って来ないため、おこづかいを貯めて好きなメーカーの品を買おうとしている。 :好きな食べ物はサッポロ一番の味噌ラーメン〔。バナナしるこ :日本プロ野球の読売ジャイアンツのファンである(本作が読売新聞連載であるため)。 :指をポキポキ鳴らす癖があり、みかんに『本にケンカを売っているのか』と思われた〔原作3巻のおまけより〕。 :食パンは耳を残して中身だけ食べる(姉のみかんと逆)。 :父同様、くしゃみをするときは妙な奇声のような声を上げて出す癖がある。 :アニメでは眼鏡の度が合わなくなったと訴えたことがあったが、日常的に眼鏡を掛けている描写はない。 :藤野によると、「自殺を考えたことがあるが、友達や家族のことを考えるとその気が失せた」と言っていたらしいが本人は記憶にない。 :原作では母同様、驚くと頭から髪がそのまま上に飛び跳ねる描写がある(その際、頭は禿げている)。 :母の料理に一工夫したり、おかずがつまらなかったらツナ缶をおかずにすることがあり、当初は「贅沢」とみかんに、現在は母にその行動をよく思われていない。 :ある言葉を2度ほど流行らせたことがある。「しかし」と「ウォップ」(ウォップは意味がなく適当に出しただけである)。 ;父 :声 - 緒方賢一 :通称:お父さん。年齢は40代後半くらい。モデルは作者の父。 :サラリーマン。大分県出身。身長は約165cm〔。 :丸い眼鏡が特徴。ヘビースモーカーで酒とタバコはやめられなかったが原作、アニメ後期、アニメ第2期ではタバコを吸うシーンはなくなっている。趣味はパチンコで、仕事中にも行くことがあるという。しかしたいていは負ける。 :口癖は「知らん」 :酔っ払うと、自分にとっては不要な物を全てゴミ袋へと詰め込む「捨て魔」に豹変する。 :くしゃみが「へやあっ!」「ばえっくしゅん!」「ばえっ!」と凄まじく大きい騒音レベルだったが、その後の努力により改善された。 :トイレのドアを開けたまま用を足し、便器の流した水で手を洗う、入浴後に全裸でリビングに入ってくるなど、家ではマイペースかつ人目を気にしない大胆な行動が多い。非常にめんどくさがりであるうえに大雑把な性格なくせに他人のくつを片方間違えてはいて帰るなどいいかげん。それにみかんや母も迷惑することがよくある。 :信号機のボタンを何度も押したり、早めにひっくり返したお好み焼きを無理やり押し付けて焼くなど、少々せっかちな一面も見られる。 :長電話をしているみかんを棚に上げた母が長電話している最中、おならをして母の長電話を終わらせたり、3人が切手の量り比べをしている最中、ごはんのおかわりをしてもらえなかったことに腹を立て「切手くらいいくらでも貼っとけ!」と全ての切手を貼り、怒るなど話を強制的に終わらせたこともあった。 :ほとんど無表情で無口であり、子供達が考えを読めないことがしばしば起こるため、母が父の意思を察知して仲介役になることで何とか父子の意思疎通が成立している。アニメでは放送初期で特にその傾向が強いが、その後は割りに普通に会話をするシーンも多くなった。 :密かに母の奇行を見て楽しんでいるなど、人知れず母を愛している。 :みかんから母と結婚した理由を聞かれ「人助け」と答えた。「容姿で結婚したんじゃない」とも言う。 :勘が鋭く危険を事前に回避することができるが、母には理解してもらえない。 :体内時計がかなり正確で、目覚まし時計より一瞬早く目を覚まし、同じ時間に家を出社・帰宅しては10時前には寝てしまう。 :「男」を感じさせる物や「プロ」という言葉に弱く、すぐに影響を受けやすいが、些細なミスや母の余計な一言が原因で投げ出してしまうことが多い。 :同じ食材でも、高級な物と一般の物との味の違いがわからずにいる。ただしいつもより十円高い味噌で作った味噌汁をうまいというなどわかるものもある。 :ゴミの分別の必要性や、除菌・抗菌加工商品の効果やダイオキシンの存在や共同募金を信じておらず、「トイレにティッシュを流すと詰まる」・「ちらし寿司の酢飯は団扇で冷ます」という生活の知恵にも懐疑的だが、大量のニンニクを食べることで風邪が治るという民間療法を信じている。 :母とは対照的に新しい家電に興味を持っておりエアコンのことでみかんとユズヒコが対立した際には新しいのを一台買うこと鶴の一声で決めたが実際は中古のエアコンを二人に押し付けて自分が新しいエアコンをいじりたいためであった。 :意外にも赤ちゃん好きで、見るとウズウズしてしまうほど大好き。 :子供の頃は「九州一の凧揚げ名人タチバナ君」、「九州一の釣り名人タチバナ太公望」と恐れられていたらしい。 :食パンは半分に切り、中身のさらに中心部のみを指で穿り出して食べ、後は残す。母からは1番悪い食べ方だと怒られた。 :好きな食べ物はサーティーワンのロッキーロード〔。一方で苦手な食べ物はメロンであるがアニメ第1期「しみちゃんダイエット」ではメロンを食べている描写がある。 :好きな女優は倍賞美津子。理由は母によると「口の大きいのが好み」。 :母の料理がまずいと分かった瞬間箸をつけない。19巻No.12では母の料理まずいと自分でラーメンを作ってしまう。そのことを母は知っている。 :テレビアニメ『らき☆すた』第3話において彼に酷似した酔っ払いが出演しており、背景も本作と酷似した物が使われている。 :実は昔は、みかんをユズより少しかわいがっていたらしく、今でも、みかんの為に何かしてあげていることが極たまにあるが、本人には無視されがちである。 :「飲み会でちゃんぽんをすると、たいてい吐く」というジンクス(ジンクスと言っているのは本人のみ)がある。 :一度ワインにはまったことがありワインラベルを水島さん(アニメでは酒屋さん)にもらって飲み終わっていないワインのラベルを母がはがしてしまったため父がおこってワインを飲むのをやめてしまった。 :仕事はサラリーマンだが仕事を持ち帰ったりはしないので何の仕事をしているかは不明。だが公式ファンブックでは公務員に近い仕事をしているのではないかと書かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あたしンちの登場人物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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