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あつめし(温飯)は、大分県南部沿岸の佐伯市の旧・蒲江町や旧・米水津村地区の郷土料理である。「ブリのあつめし」は農山漁村の郷土料理百選に選定されている。 県内の他地域でも同様の料理があり、ひゅうが丼やりゅうきゅうと呼ばれている〔豊田謙二監修 『九州宝御膳物語 おいしい郷土料理大事典』、西日本新聞社、2006年、66ページ〕。ただし、あつめしやひゅうが丼が魚の切り身を丼飯の上に乗せたものであるのに対して、りゅうきゅうは魚のみで供されるものを指し、りゅうきゅうを丼飯の上に乗せたものはりゅうきゅう丼と呼ばれる〔大分に「りゅうきゅう」あり 名前もうまい海の幸 日本経済新聞、2014年10月14日〕〔大分県の郷土料理 農山漁村の郷土料理百選〕〔大分 りゅうきゅう | 九州の味とともに 春 霧島酒造株式会社〕。 == 概要 == 一仕事終えた漁師達が漁で獲れた魚を新鮮なうちに捌き、海水で洗いそれを一口大に切って醤油・酒・砂糖を掛け、炊きたてで熱々の丼飯に載せ豪快に混ぜ合わせて食べた海の男のまかない料理である〔。 「あつめし」という名は、この様にして食べていたことから付けられたと言われている。「りゅうきゅう」という名については起源がはっきりしていないが、調理法が琉球の漁師から伝えられたからという説や、千利休に由来するという説など諸説がある〔。 なお、これらによく似た郷土料理に福岡県のごまさば、愛媛県南部のひゅうが飯がある。 『美味しんぼ』の日本全県味巡りの大分編(単行本第71巻収録)において、この料理が他の大分の郷土料理と共に取り上げられている(『関アジの琉球』『豊後牛のうれしの琉球』)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あつめし」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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