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あま市[あまし]
あま市（あまし）は、愛知県の北西部（尾張地方）にある市である。
== 概要 ==
2010年（平成22年）3月22日に海部郡七宝町、美和町、甚目寺町の3町合併により愛知県内37番目の市として誕生〔あま市の沿革 〕。愛知県の平成の大合併最後の合併である。2009年（平成21年）7月24日の第8回合併協議会において、6点の名称候補の中から、協議会委員全員投票を行った結果、郡名「海部」をひらがなに直した新市名「あま市」に決定した〔七宝・美和・甚目寺町合併協議会だより 9月号 〕。
七宝地区では、江戸時代末期から地場産業である七宝焼による工芸品の製造が盛んであり、経済産業省指定の伝統的工芸品にも指定されている「尾張七宝」が有名である〔尾張七宝 あま市七宝焼アートヴィレッジ〕。美和地区では、蜂須賀正勝や福島正則を始め戦国時代に活躍した武将を多く輩出している〔あま市のあらまし 〕。甚目寺地区では、国の重要文化財5件を有する尾張四観音の一つで有名な甚目寺観音や、国内で唯一漬物の神様が祀られていることで知られる萱津神社など古くからの社寺が散在している〔あま市の歴史・文化 あま市観光協会〕。地場産業である刷毛は高度経済成長期の昭和45年には、生産日本一を誇るまでに成長した〔伝統工芸・物産 あま市観光協会〕。昭和48年には、甚目寺地区の刷毛生産高は全国の7割を占める。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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