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あるなしクイズは思考力が試されるクイズの一種である。種類としては古くから存在したが、「あるなしクイズ」という呼称自体は芦ヶ原伸之の考案による。「あるなし」(小説家・パズル作家の雅孝司による〔雅孝司『超脳パニックあるなし"クイズ"』広済堂出版(広済堂文庫)、1992年、3-10頁。ISBN 4-331-65151-7〕)、「あるクイズ」〔 *ぐるーぷR『テレビを超えた最強無敵のある・ないクイズ―これ絶対の201問!』勁文社、1992年。ISBN 4766916085 *ぽにーてーる『ある・ないクイズ200連発―1番おりこうさんはこれで決定!!』双葉社(双葉文庫)、1992年。ISBN 4575710172 など、複数の書籍のタイトルに採用されている。〕とも呼ばれる。さらに略して「あるなし」、「あるない」とも言われる。 この種のクイズは江戸時代には既に存在していたといわれており〔『超脳パニックあるなし"クイズ"』4頁。〕、また雅孝司が1982年の著書で1作発表している〔『超脳パニックあるなし"クイズ"』4頁、6-7頁。〕が、広く流行したのは、芦ヶ原の監修による〔『マジカル頭脳パワー!!(I) 頭脳爆発編』日本テレビ、1992年、219頁。ISBN 4-8203-9136-4〕テレビ番組『マジカル頭脳パワー!!』(後述)で取り上げられたのがきっかけである〔『超脳パニックあるなし"クイズ"』8頁。〕。 == 概要 == 出題者はある共通点を持つ言葉を左側の「ある」の欄に列記し、共通点を持たないものは右側の「なし」の欄に列記する。このとき、「ある」と「なし」の語句は共通しているものにする。解答者はその共通点を当てる。ただし「あり」だけ見れば正解できるとは限らず「なし」もよく見なければ正解に繋がらないこともある。また通常とは逆に「なし」の部分に持たせた共通点を回答としている場合もある。 あるなしクイズのパターンには # 特定の文字をくっつけると別の言葉になる(通称「くっつき」) # 特定の文字を変換すると別の言葉になる # 特定の文字を取り除くと別の文字になる # 言葉の中に別の言葉が隠れている(通称「隠れ言葉」) # 字面には関係なく、言葉・現物そのものの特性や共通点に関連すること 1.-4.のパターンは字面に関するもので、ある特定の言語、たとえば日本語に依存するものであるため、他の言語に訳すれば問題が成立しなくなるケースが多い。5.の場合は純粋な知識を試されるケースが多く、また「ある」「なし」の言葉を外国語に訳しても成立することがある。どれに該当するかは解答者自身が推理しなければならない。「くっつき」と「隠れ言葉」およびその発展形は他の形式より比較的問題を作りやすい傾向にある。 発展形として、あるなしの法則には列挙する順番などが関係しているものもある。後述の例3を参照のこと。 あるなしクイズは以下の番組などで放送された。 * 『マジカル頭脳パワー!!』(日本テレビ系) * 『笑っていいとも』 「それ絶対やってみよう」のコーナー(フジテレビ系) * 『サルヂエ』(中京テレビ・日本テレビ系) * 『笑っていいとも!新春祭』(1月の特別番組、フジテレビ系) * 『おはスタ』第1部内の「頭脳バトル」「IQバトル」等のコーナー(テレビ東京系) * 『クイズ!脳ベルSHOW』「クイズ!脳みそフル回転」の3問目(BSフジ)※現在放送中 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あるなしクイズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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