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『あん!』は、2004年3月29日から2005年3月25日まで毎日放送(MBSテレビ)で月曜から金曜の朝7:25頃から8:27頃まで放送されていた関西ローカルの朝の情報番組。TBSからのネット番組である『ウォッチ!』のローカル枠差し替え番組として放送された。 == 概要 == メインキャスターはMBSアナウンサーの上泉雄一。タイトルの『あん!』とは、神社で神様にお祈りするときに唱える言葉「まんまんちゃんあん」から採ったもの。 * 「まんまんちゃん」 - 「南無阿弥陀仏」の幼児語の言い回し。 * 「あん」 - 「あな尊し」が幼児語で「あん」と訛り、併せて合掌を意味した事が由来であると『日本国語大辞典』『大阪ことば辞典』『京ことば辞典』などで記述されている。一説には「あっ、よろしくお願いします」などで使う「あっ」の部分のお辞儀動作だという意見もあるが、これは関西のローカル番組で語源を調べた際に幼稚園を併設している寺院の住職が番組のインタビューに答えた時の発言が広まったもので、その番組以前には書籍・ネット上を含めて全く出てこなかった由来である。 番組のコンセプトは、「関西人の関西人による関西人のためのニュース番組」。国内外の政治、経済、スポーツ、芸能などのニュースを関西人の目線で伝えるのが特長であった。番組が『ウォッチ!』の途中からの差し替えだったことから、放送開始時刻は概ね7:25頃と定まっていなかったが、中期からは視聴者を配慮してか番組自体の開始は7:30とし、7:30までは上泉とゲストの「おしゃべり」で繋いでいた。ただし、番組開始が7:30以降ならおしゃべりは無しだった。 水曜日には関西地区の週間テレビ視聴率ランキングを紹介するコーナー「ザ・テレビあん!」、木曜日には八木早希(当時MBSアナウンサー)が韓国情報をリポートするコーナー「八木早希の韓国サキどり!」、金曜日には視聴者とともに携帯電話を使って関西人の新しい常識を探るコーナー「関西のスイッチ」を実施していた。また、2004年11月14日には水曜日のコーナー「ザ・テレビあん!」をモチーフにした特別番組『ザ・テレビあん!大感謝祭』を放送し、NHKも含めた在阪各局の番組紹介や視聴率ランキング発表などの企画を実施した。同特番には、福澤朗(当時日本テレビ)などの他局のアナウンサーもVTR出演した。オープニングでは、ミリカ千里の湯にて上泉・宮根誠司・梅田淳の3人で進行した。さらに、2004年12月23日には、木曜日のコーナー「八木早希の韓国サキどり!」の総集編として『別冊あん! 韓国行こっ!』を放送した。 その後、『ウォッチ!』が2005年3月25日に終了するのを受けてローカル枠が撤廃され、同日に『あん!』も終了した。『あさやん!』以来の朝のローカル枠が再度撤廃されたため、上泉と八木が司会を務める新番組『っちゅ〜ねん!』は平日14時台に編成された。 最終回では、「関西のスイッチ」のコーナーで「後番組の『みのもんたの朝ズバッ!』(後の『朝ズバッ!』)司会のみのもんたと上泉、朝に見たいのは?」というアンケートが実施され、「上泉がいい」との答えが97%にも上るという皮肉な結果がオンエアされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あん!」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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