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いざなぎ流[いざなぎりゅう] いざなぎ流(いざなぎりゅう)は土佐国物部村(現高知県香美市)に伝承された独自の陰陽道・民間信仰。 ==概要== いざなぎ流は、陰陽道の要素を含むが、中世の京都で発展した陰陽師の家元である土御門家や賀茂氏とは歴史的な関連性が確認されておらず、土佐国で独自発展した民間信仰である。伝承によれば、天竺(インド)のいざなぎ大王から伝授された24種の方術に基づくとする。法具は無く、儀式の都度にそれに応じた定式の和紙の切り紙(御幣)を使う。民間信仰ではあるが、祭祀の祝詞・呪文は体系化されて定式的に伝承されている。 祭儀は太夫と呼ばれる神職によって執り行われるが、太夫は家元制度や世襲でもなく、特定の教団組織もなく、男女の性別も問わない〔第10回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品『辺境の神々~土佐・奥物部 いざなぎ流の宇宙~』(高知さんさんテレビ制作) 〕。地域の中の適格者と認められた人物が膨大ないざなぎ流の祭文と祭礼の様式を伝承する〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「いざなぎ流」の詳細全文を読む
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