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株式会社ヨークベニマル(英称:''York Benimaru Co.,Ltd.'')は、福島県を中心に東北南部から関東北部にかけてスーパーマーケットチェーンを展開する福島県郡山市の企業。2006年(平成18年)9月、セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社となった。 == 概説 == 食料品を中心に衣料、雑貨などを扱うスーパーマーケットで、店舗数は200店である(2015年2月末現在)。福島県、宮城県、山形県、栃木県、茨城県でドミナント出店している。2000年代以降は、ヨークタウンと呼ばれるドラッグストアやホームセンターなどと複合したオープンモール型のショッピングセンターによる出店が多い。月の初めの3日間に行われる「いち・に・さんの市」などの、特定の日に行われるセールが古くから行われていた。現在では月の中間の3日間で「どまんなか得の市」も行われている。 セブン&アイグループ(旧・IYグループ)の一員で、イトーヨーカ堂との提携関係により安定した店舗展開を進めてきた(イトーヨーカ堂が31.4%出資)。セブン&アイグループのスーパーマーケットであるヨークマートが関東地方に展開しているため、地域的に住み分けている状況にある。関東地方では茨城県・栃木県のみに出店し、他の都県はヨークマートが営業している。かつては茨城県南地域にヨークマートとヨークベニマルが混在していたが、現在茨城県内にヨークマートはない。 ただし2008年(平成20年)4月、セブン&アイグループは、2009年(平成21年)からヨークマートをヨークベニマルに事業統合することを発表した。すでにカドヤのヨークベニマル転換が完了しており、ヨークマート統合後はグループのスーパーマーケット事業のほとんどをヨークベニマルに集約することになる(ほかにはそごう・西武系列のザ・ガーデン自由が丘があるが、こちらは百貨店や駅ビルの食品売り場を構成する出店形態が主である)。 一方、同じくIYグループのデニーズジャパンとフランチャイズ契約を行って1985年(昭和60年)10月から福島県で外食産業を展開したが、1997年(平成9年)3月にはデニーズジャパンに営業譲渡し、本業であるスーパーマーケットに集約している。 セブン&アイ・ホールディングスの発足後も東証1部に上場していたが、2006年(平成18年)9月1日に株式交換により同社の完全子会社になったことから、2006年(平成18年)8月28日に上場廃止。ただし完全子会社後も本店、資本金、代表、業態はそのまま続行しており、ロゴも鳩のマークを継続使用している。 ヨークベニマルの「ヨーク」は、Ito Yokado のYokをアレンジしたYorkであり、「ベニマル」は、かつての紅丸商店のBenimaruを合わせたもの。 かつては社会人野球チームを擁して都市対抗野球に8回出場し、(昭和62年)と(平成6年)の2度ベスト8に進出したが、1999年(平成11年)に解散している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨークベニマル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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