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一寸法師 一寸法師 (小惑星) 一寸法師 (江戸川乱歩)
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一寸法師(いっすんぼうし)は、日本の伽話の一つ。現在伝わっている話は御伽草子に掲載されたものが元となっている。 == あらすじ == 現在一般に知られている一寸法師のあらすじは、以下のようなものである。 しかし御伽草子に掲載されたものは、今のようなこととは少し話が異なっている。 * 老夫婦が、一寸法師が全く大きくならないので化け物ではないかと気味悪く思っていた。そこで、一寸法師は自分から家を出ることにした。 * 京で一寸法師が住んだのは宰相殿の家 * 一寸法師は宰相殿の娘に一目惚れし、妻にしたいと思った。しかし小さな体ではそれはかなわないということで一計を案じた。神棚から供えてあった米粒を持ってきて、寝ている娘の口につけ、自分は空の茶袋を持って泣きまねをした。それを見た宰相殿に、自分が貯えていた米を娘が奪ったのだと嘘をつき、宰相殿はそれを信じて娘を殺そうとした。一寸法師はその場をとりなし、娘と共に家を出た。 * 二人が乗った船は風に乗って薄気味悪い島に着いた。そこで鬼に出会い、鬼は一寸法師を飲み込んだ。しかし一寸法師は体の小ささを生かして、鬼の目から体の外に出てしまう。それを何度か繰り返しているうちに、鬼はすっかり一寸法師を恐れ、持っていた打出の小槌を置いて去ってしまった。 * 一寸法師の噂は世間に広まり、宮中に呼ばれた。帝は一寸法師を気に入り、中納言まで出世した。 そして他の資料にも類話は残されており、長者の娘への策略は江戸時代に著わされた『神国愚童随筆』にも見え、記録されている。 *娘は濡れ衣を着せられた状態で一寸法師に預けられるが、求婚者の携えてきた食物を口にすればその男の意思を受け入れたものと見なす観念が働いているという説もある〔。 *婚約者を得た法師は手に入れた小槌で若者に成長し、娘と結ばれる。話によっては娘に対する計略のモチーフを欠いている話もある〔。 *鬼退治のみで計略や若者への成長がないもの〔。 各地に伝わる話によってはその内容に変化が多い〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一寸法師」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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