|
1. (adv) as always 2. as usual =========================== ・ いつも通り : [いつもとおり] 1. (adv) as always 2. as usual ・ 通 : [つう] 1. (adj-na,n) (1) connoisseur 2. authority 3. (2) counter for letters, notes, documents, etc. ・ 通り : [どおり] 1. (n-suf) (1) in accordance with .. 2. following .. 3. (2) .. Street 4. .. Avenue
「DOWN TOWN」(ダウン・タウン)は、シュガー・ベイブの曲。1975年4月25日と1982年4月21日に、シングルがそれぞれ発売された。 == EP:NAS-001 == 「DOWN TOWN」はアルバム『SONGS』〔『SONGS』 1975年3月25日発売 NIAGARA ⁄ ELEC LP:NAL-0001〕からのシングル・カット曲。アルバム収録曲と比べてモノラルに近い、別ミックスとなっている。 1974年春、ロック関係の若いミュージシャンに発注した作品を、キャラメル・ママが演奏するという企画で、キングトーンズの15周年記念アルバムが計画された。2人で組んで何か作品を作ろうと話し合っていた山下達郎と伊藤銀次は早速、キングトーンズのライヴを見に行き、10日程で3曲を書き上げた。伊藤とコンビを組むきっかけについて山下は「もともと、僕が初めて福生に行ったそのときに銀次がいてね。その頃は丁度“ごまのはえ”で上京して福生にいたから。銀次もとても知的な男なので、当時は大滝さんのお茶の友っていうかね。それ以来、いつも朝まで雑学の応酬。そうやってダベってた時に出た話が、向こうはなんでチームで作品を作るんだろうと。向こうのポップスの作家はみな複数で仕事をしてる。一人きりより共作の方が可能性が広がるからいいんだろうっていう話で。そこから銀次と何か作ってみようということになった。ただ、僕らは職業作家みたいに、テープ渡してお願いねっていうんじゃなくて、いつも顔つき合わせて作ってたんです。それは本当の意味でのコラボレーションだった」という。 伊藤は制作過程について「お互いに曲を持ち寄ってやろうってことで。お互いに宿題として作ってくることにしてテイク・ワンの事務所に集まって曲を作ろう、と。それで持って来たら達郎が何も出来てないんです。僕は“ダウンタウンへくり出そう”そこしか出来てなかったんですね。達郎に相談して『これテーマ良いのないかな』って言ったら、『こういうのが良いんじゃないか』っていうんで出来たんです。結局、そのキングトーンズ15周年のレコードの企画がなくなっちゃったんです。それでいよいよシュガー・ベイブがナイアガラ・レーベルからレコーディングに入るという話が決まって、達郎が『ダウン・タウン』すごく気に入ってね。『これやりたいんだけど、いいかな』って、『いいんじゃない?』って感じでレコーディングされたわけです」と答えている。歌詞については「曲の詞らしい詞を初めて書いた曲。つまりGSとか、そういうのを逸脱して、やっとなんか日本のポップスを始めようと書いた詞ではないかと思います。この頃から、僕は変わってないんだなという気がします」〔とし、「七色のたそがれ」と「シャボン玉」というモチーフはロス・プリモス「ラブユー東京」〔ロス・プリモス「ラブユー東京」 1966年4月1日発売 CROWN EP:CW-460〕から取られたという〔。しかし、実際に曲を書いて持っていったのは彼らだけで、企画自体が立ち消えになってしまったため、始まったばかりの『SONGS』〔のレコーディング曲リストに加えられた〔〔後にCD化されたTHE KINGTONES AND MARIE『RESURRECT』(2003年3月31日発売 VIVID SOUND CD:VSCD-3801)収載の“内田正人、成田邦彦(キングトーンズ・オリジナル・メンバー)インタヴュー”によれば、「あの時はね、当時僕らが所属していた小澤音楽事務所に譜面が届いたらしいけど、何かの事情で、結局僕らの手元までは来なかったよ」という。〕。 リズムパターンについて、アイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)「If you were There」からの影響を以前から指摘されてきたが、30周年記念盤『SONGS』〔30周年記念盤『SONGS』 2005年12月7日発売 NIAGARA ⁄ Sony Music Records CD:SRCL-5003〕収録のオリジナル・カラオケを聴いた村松邦男によれば「この曲はクラヴィネットが重要なポイントになっているんだけど、クラヴィの音質と、僕のストラトキャスターの音質の周波数特性が、すごくよく似ているんですよ。互いにリズムをフォローしあっていて、しかも音が似ているから、あの独特の気持ちいいリズム・ニュアンスを生んでいるということに今回初めて気が付いたんです」と答えている。 後に山下のライヴ・アルバム『JOY』〔山下達郎『JOY』 1989年11月1日発売 MOON ⁄ ALFA MOON 2CD:50MX-95/6〕にライヴ・ヴァージョンが収録され、2012年にはオールタイム・ベスト・アルバム『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』〔山下達郎『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』 2012年9月26日発売 MOON ⁄ WARNER MUSIC JAPAN 4CD:WPCL-11201/4【初回限定盤】, 3CD:WPCL-11205/7【通常盤】〕にも収録された。また、この曲を最初にレコーディングするはずだったキングトーンズも、結成35周年記念アルバム『SOUL MATES』〔THE KINGTONES『SOUL MATES』1995年4月21日発売 SONY RECORDS CD:SRCL-3201〕にて、村松の編曲でこの曲を取り上げている。 「いつも通り」もアルバム『SONGS』〔からシングル・カットされた大貫妙子の楽曲で、アルバム収録のものと同内容〔。山下によればバンドのメンバーがようやく固定し、そろそろライブハウスなどの仕事がコンスタントに入り始めた頃、シリータ・ライト(Syreeta Wright)に影響を受けて書かれたという〔。この曲は『SONGS』〔のオリジナル・マスターでのCD化にあわせて行われた『山下達郎 Sings SUGAR BABE』〔『山下達郎 Sings SUGAR BABE』 1994年4月26日-5月2日中野サンプラザホール〕に大貫がゲスト出演した際に歌われ、ライブ・アルバム『LIVE'93 Shooting Star in the Blue Sky』〔大貫妙子『LIVE'93 Shooting Star in the Blue Sky』 1996年6月26日発売 EASTWORLD ⁄ TOSHIBA-EMI CD:TOCT-9457〕にボーナス・トラックとして収録された。 ジャケット裏面には両曲の歌詞のほか、「DOWN TOWN」の楽譜が掲載されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DOWN TOWN」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|