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稲荷寿司・稲荷鮨(いなりずし)は、甘辛く煮た油揚げの中に、酢飯を詰めた寿司の一種。お稲荷さん、お稲荷、いなりなどとも呼ばれる。各地に特徴的な稲荷寿司がある。 == 概要 == 袋状に開いた油揚げを甘くあるいは甘辛く煮付け、寿司飯をそのまま、あるいはニンジンやシイタケなどの具材を煮込んで混ぜた寿司飯を詰める〔「飲食事典」本山荻舟 平凡社 p37 1958年(昭和33年)12月25日発行〕一種の印籠寿司〔「すし屋の常識・非常識」重金敦之 朝日新聞社 p24〕である。稲荷神社の稲荷神(五穀を司る宇迦之御魂神・倉稲魂命を参照)は商売繁盛と共に豊作の神様であり、米を使用した俵型の稲荷寿司につながる。一般的には米俵を模した俵型(円筒に近い直方体)に仕上げる。 味がしっかり油揚げに染み込むようにひっくり返し煮込み〔〕、ひっくり返したまま中身を詰めるもの〔六本木の老舗「おつな寿司」〕、三角油揚げを用いて三角形に仕上げるものなど、地域によって異なる(後述)。 いわゆる高級な寿司屋ではあまり見られないが、庶民的な店やテイクアウト専門の寿司屋では人気の安価な食べ物であり、家庭で作るなど行楽の弁当などにも良く登場する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「稲荷寿司」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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