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『いのちの器』(いのちのうつわ)は、上原きみ子による日本の漫画作品、及びそれを原作としたテレビドラマ。 漫画作品は、1991年から『フォアミセス』(秋田書店)で連載。単行本は、秋田レディースコミックスデラックス、秋田文庫(ともに秋田書店)より発行されている。 == あらすじ == 産婦人科医の有吉響子は、夫・晃と結婚して4年目になる。響子は長野・安曇野の山野産婦人科で産まれた。父親はおらず、母親は響子を産むとすぐに亡くなり、引き取り手のなくなった響子は院長の山野に養女として育てられた。山野が急死し、響子は山野産婦人科を継ぐことに。晃は響子の立場を理解し長野に同行するが、出来心から房江と過ちを犯し、娘・優子を儲けてしまう。響子は身を切られる思いで晃と離婚するが、響子に想いを残したままの晃は結局房江とはうまくいかなかった。一方、響子は新幹線の中で突然産気づいた女性の子を取り上げるが、母親はそのまま亡くなり、親戚からも引取りを拒否されたその娘・桃子を養女にする。優子(うーこ)と桃子(もんも)はすぐに仲良くなり、二人の仲立ちで互いに愛情を残したままでいた響子と晃は再び結ばれたのだった。 その後、響子と晃の間に実子・穂高と五郎が誕生。また、不思議な縁で、両親を失った山野の父の実孫・雅志、実母が出産と同時に死亡してしまった春菜を養子、養女に迎え、響子は6人の子の母に。更に響子の実母の姉の頼子おばさまも加わり、有吉家は血縁を超えた絆で結ばれた総勢9人の幸せな大家族となる。産婦人科医として妻として母として女性として充実した日々を送る響子の元に、今日も様々な事情を抱えた患者が訪れる… 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「いのちの器」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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