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うまかっちゃん : ウィキペディア日本語版
うまかっちゃん

うまかっちゃんは、ハウス食品から発売されている袋麺インスタントラーメン)で、同社の登録商標(商標登録番号1551720号他)である。正式な商品名は九州の味ラーメン うまかっちゃん1979年9月12日九州限定の豚骨ラーメンとして発売開始。2009年、発売開始から30周年を迎えた。
== 概要 ==
カレー香辛料の製造・販売が中心だったハウス食品は1973年にインスタントラーメン事業に参入し、「ハウスシャンメン しょうゆ味」や「ハウスたまごめん」、「ハウスつけ麺」などのヒット商品を発売していたが、九州ではシェアが低かった。ハウス食品のインスタントラーメンは同社福岡工場(福岡県古賀市)にも製造ラインが設けられていたが、1978年、当時の福岡工場長が「九州人に醤油味は合わない。九州人は豚骨味が好みだ」と当時のハウス食品福岡支店長に直談判した。その結果、「うちでも九州で売れる製品を作ろう」と支店長の提案でハウス食品も九州風豚骨ラーメンの開発に着手した。
そして、ハウス食品の営業・開発担当者が九州内のラーメン店を食べ歩いたり、九州の主婦にスープの試食を行ったりして、「うまかっちゃん」は誕生した。開発チームは全員九州出身者だったという。「うまかっちゃん」のネーミングは福岡市出身のグラフィックデザイナー西島伊三雄が命名した。「うまかっちゃん」は博多弁で「おいしいんだよ」の意。博多祇園山笠をテーマにしたパッケージデザインも西島が手掛けた。なおネーミングの第一候補として「こらうまか」も上がっていた。
発売開始から半年後、九州・山口地区では後述するテレビCMを大量に流した効果からか、即席麺最大手の日清食品や福岡市に本社を置く九州・山口でシェアの高いマルタイを抑えて「うまかっちゃん」が袋麺でトップシェアとなった。以降現在も九州・山口地区における即席袋めんのトップシェアを誇っている。また、「うまかっちゃん」が発売した当初、「あれはマルタイさんの新商品なのか」と間違える消費者もいた。
「うまかっちゃん」は福岡工場のみで生産されている〔過去の例であるが、1985年頃に大阪工場で生産された「オリジナル」が福岡県内で流通していたことが確認されている。〕。また商品パッケージにハウス食品のロゴマークが付いていないが、これは発売当初「ハウスと言えばカレー」のイメージが強かったことと、基本的にハウス食品の名前を出さないというコンセプトのもとで製造・販売していること、「九州のラーメンはうまかっちゃん」と位置付けて市場に定着させたかったという意味であえてロゴを外したという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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