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うめが香丸(うめがかまる、umegaka maru)は、帝国海事協会によって建造された義勇艦である。 == 概況 == 義勇艦は、普段は商船であるが戦争時には直ちに武装し、軍の補助艦艇として使用されるに設計された船舶である。武装商船や仮装巡洋艦と似ているが、戦争時のみ武装を行なうという点では異なる。帝国海事協会は義捐金をもとに建造を行なおうとしたが、思ったように寄付金は集まらず、3隻(さくら丸、うめが香丸、さかき丸)の建造で中止された。また、これらの船は実際に戦争に使われることは無かった。 うめが香丸は2番目に建造された船であり、1909年(明治42年)に三菱造船所で竣工。大阪汽船台湾航路に就航する。 ところが、鉄道院青函航路の船舶が比羅夫丸田村丸の2隻しかなく、冬季はどちらかが交代で入渠することで輸送力が確保できないことから、うめが香丸は1910年(明治43年)2月に鉄道院に徴用され、青函航路に就航する。 翌1911年(明治44年)1月からは関釜航路に就航したが、1912年(大正元年)9月23日、門司港大里沖で停泊中、荒天のため舷窓から浸水。これが原因で転覆、沈没。船体は翌年浮揚し、のちに解体された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「うめが香丸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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