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うわんは、佐脇嵩之の『百怪図巻』や鳥山石燕の『画図百鬼夜行』など、江戸時代の妖怪画にある日本の妖怪。 == 概要 == 鉄漿を付けた妖怪が両手を振り上げ、怒鳴りつけて脅かすかのような姿で描かれているが、説明文がないため、正体は未詳。 鉄漿は日本の中世には公家や武家の男子も行なっていたことから、そのような家柄の妖怪、もしくは熊本県阿蘇郡小峰村(現・上益城郡山都町)でお化けを「ワンワン」、鹿児島県郡谷山町(現・鹿児島市)で化物を「ワン」ということから、その系統の妖怪と推察されている〔。『画図百鬼夜行』の背景により、廃屋の塀から現れる屋敷の怪との解釈もある。 また、妖怪画ではうわんの手に指が3本しかないが、3本指は鬼の特徴を意味しているとの説もある〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「うわん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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