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えびの高原(えびのこうげん)は、九州南部に連なる霧島山の韓国岳、蝦野岳、白鳥山、甑岳に囲まれた盆地状の高原である。 ==地理== 標高は約1,200mあり、宮崎県えびの市の南東部に位置する。狭義のえびの高原は韓国岳北西斜面に広がる面積約0.8平方キロメートルのなだらかな火山性扇状地を指すが、広義では韓国岳、蝦野岳、白鳥山、甑岳に囲まれた面積約5平方キロメートルの盆地全体を指す。 霧島錦江湾国立公園の一部となっており、年間約80万人の観光客が訪れる〔宮崎県観光・リゾート課 「平成18年観光動向調査結果」〕。高原北部に不動池、六観音御池、白紫池(びゃくしいけ)などの火口湖が点在し、池を巡る自然研究路は「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選定されている。また、ここから韓国岳や大浪池への登山道が延びており、霧島山登山拠点の一つともなっている。温泉が湧出する保養地でもある。 地質は韓国岳火口から噴出した凝灰角礫岩や、硫黄(いおう)山、不動池、六観音御池、白紫池から噴出した完新世溶岩などで覆われている。地下4-5メートル付近に倒木が埋没している地層があり、火山活動と森林化が繰り返されたことを示している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「えびの高原」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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