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えんぶり
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えんぶり
えんぶり(朳)とは、初春の神事として青森県八戸市一円を中心とする東北各地で広く行われる予祝芸能の一種である。八戸市における保護団体は八戸地方えんぶり連合協議会。 == 概要 == 2月17日の早朝に30組を越える「えんぶり組」が八戸市長者山の長者山新羅神社に詣でた後に同市の商店街で一斉摺りを行い、その後更に近郊農村部を門付けして巡り、20日までの4日間に亘って同市内の各所で演じられる〔文化庁「八戸のえんぶり」(国指定文化財等データベース) (平成22年6月28日閲覧)。〕〔八戸市「国重要無形民俗文化財 - 八戸のえんぶり」(はちのへ文化財ガイドブック) (平成22年6月27日閲覧)。〕〔青森県文化財保護課「あおもりの文化財 - 八戸のえんぶり」 (平成22年6月27日閲覧)。〕〔財団法人地域創造「えんぶり」(地域文化資産ポータル) (平成22年6月28日閲覧)。〕。現在では観光的要素の大きい行事となっているが、元々は儀礼性の濃い田楽(田植踊)の一種であるとされる。先端に鳴子板や金輪をつけた「ジャンギ」と呼ばれる棒を持って踊られるが、このジャンギが田植え前に田を均すのに用いる柄振・朳(えぶり)という農具に起源も持つものであるために「えんぶり」と呼ばれるようになったと伝えられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「えんぶり」の詳細全文を読む
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