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おいしいおかゆ : ミニ英和和英辞書
おいしいおかゆ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


おいしいおかゆ : ウィキペディア日本語版
おいしいおかゆ
おいしいおかゆ'、KHM103)はグリム童話のひとつ。、KHM103)はグリム童話のひとつ。
== あらすじ ==
昔、あるところに貧しい敬虔な娘がおり、母親とふたりで暮らしていた。もう食べるものが何もなくなった。子供が森に行くと、知らない老婆に出会った。老婆は子供が困っている理由を知っていて、小さな鍋を与えた。その鍋にただ「小さい鍋さん、煮て」と言うとおいしい、甘い黍粥を炊き、「小さい鍋さん、立って」というと粥炊きをやめた。
娘は母親のところにその鍋を持ち帰った。その日からふたりの貧しい生活と空腹は終わり、二人は食べたいときにはいつでも甘い粥を食べることができた。
ある時、娘がしばらく出かけていた。母親は鍋に「小さい鍋さん、煮て」と言った。鍋は粥を炊き、母親はおなかいっぱい食べた。そこで、鍋が粥炊きをやめて欲しいと思ったが、おまじないを知らない。それで鍋はどんどん粥を炊き続け、粥は鍋のふちからあふれ出て、まだ炊き続け、台所をいっぱいにし、家中にあふれ、隣の家も一杯にし、通りも一杯にし、まるで世界中をおなかいっぱいにしようとするかのようだった。みんなたいへん困ってしまった。誰もどうしたら良いのかがわからなかった。あと一軒だけが無事というとき、ついに娘が帰宅してきた。そしてただ「小さい鍋さん、立って」とだけいうと、鍋は炊くのをやめた。この町に入りたい人は、粥を食べ抜いて入らなければならなかった。そのかわり母親も娘も、さらにその町の人たちも、一生食べ物に困る事はなくなった。
〔 Es war einmal ein armes, frommes Mädchen, das lebte mit seiner Mutter allein, und sie hatten nichts mehr zu essen. Da ging das Kind hinaus in den Wald, und begegnete ihm da eine alte Frau, die wußte seinen Jammer schon und schenkte ihm ein Töpfchen, zu dem sollt es sagen: »Töpfchen, koche«, so kochte es guten, süßen Hirsebrei, und wenn es sagte: »Töpfchen, steh«, so hörte es wieder auf zu kochen.
Das Mädchen brachte den Topf seiner Mutter heim, und nun waren sie ihrer Armut und ihres Hungers ledig und aßen süßen Brei, sooft sie wollten.
Auf eine Zeit war das Mädchen ausgegangen, da sprach die Mutter: »Töpfchen, koche«, da kocht es, und sie ißt sich satt; nun will sie, daß das Töpfchen wieder aufhören soll, aber sie weiß das Wort nicht. Also kocht es fort, und der Brei steigt über den Rand hinaus und kocht immerzu, die Küche und das ganze Haus voll und das zweite Haus und dann die Straße, als wollt's die ganze Welt satt machen, und ist die größte Not, und kein Mensch weiß sich da zu helfen. Endlich, wie nur noch ein einziges Haus übrig ist, da kommt das Kind heim und spricht nur: »Töpfchen, steh«, da steht es und hört auf zu kochen, und wer wieder in die Stadt wollte, der mußte sich durchessen. 〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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