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おおさか東線(おおさかひがしせん)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(幹線)。片町線の貨物支線である城東貨物線を改良して旅客営業を行うもので、本項ではこの貨物線についても記述する。 2008年3月15日から大阪府大阪市鶴見区の放出駅から八尾市の久宝寺駅までの区間で旅客営業を行っており、最終的には放出駅から新大阪駅を経て北梅田駅(梅田貨物駅跡に設置される新駅で名称は仮称)に達する予定である。 == 概要 == 吹田市南部から大阪市南東部にかけて東大阪を南北に走り、設置される駅のほとんどが大阪市中心部から放射状に延びる各鉄道路線と連絡する。放出駅 - 久宝寺駅間が2008年3月15日に部分開業しており、北梅田駅 - 新大阪駅 - 放出駅間が2018年度末までに開業予定となっている〔新大阪-放出間、開業は19年春 JRおおさか東線 - 朝日新聞 2009年6月25日〕〔JRおおさか東線延伸7年遅れへ、用地買収まだ3% (インターネット・アーカイブ)- 産経新聞 2009年6月25日〕〔鉄道・おおさか東線、全線開通7年遅れ19年春に (インターネット・アーカイブ)- 読売新聞 2009年6月25日〕。 JR西日本の旅客線の開業はJR東西線以来11年ぶりで、JR西日本のアーバンネットワークの一路線として位置づけられている。ラインカラーには「先進都市をイメージさせる銀色とコーポレートカラー(青)を合わせた色」として、ブルーグレー()を選定している〔大阪外環状線(仮称)の路線名・駅名などについて (インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2007年8月23日。これには放出駅の起点からの距離欄に0.0kmと記載。〕。路線記号は F 〔近畿エリア・広島エリアに「路線記号」を導入します - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2014年8月6日〕。 2008年の部分開業時点において正式な起点は放出駅であり〔、市販の『JR時刻表』などでは放出駅から久宝寺駅へ向かう方を「下り」、逆方向を「上り」と記載しているが、列車番号は放出駅から久宝寺駅へ向かう列車が本来上り列車に付ける偶数、逆方向の列車が下り列車に付ける奇数となっている〔同様のケースは紀勢本線の新宮駅 - 和歌山駅間(きのくに線)でも生じている。〕。 城東貨物線を改良して旅客線化を行うにあたって、第三セクター会社の大阪外環状鉄道が第三種鉄道事業者として路線の建設(改良)と施設の保有を行い、JR西日本が第二種鉄道事業者として旅客営業を行う上下分離方式が採用された。旅客営業開始後も日本貨物鉄道(JR貨物)が第二種鉄道事業者として貨物列車の運行を継続している。 全線をJR西日本の近畿統括本部が管轄しており、旅客営業規則の定める「電車特定区間」、およびIC乗車カード「ICOCA」の近畿圏エリアに含まれている〔ご利用可能エリア 近畿圏エリア|ICOCA:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道〕。また、実際の乗車経路に関わらず最短距離で運賃を計算する大都市近郊区間(大阪近郊区間)に含まれるため、本路線の開業により、当線に乗車しない場合でも運賃が値下げとなった区間も存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「おおさか東線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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