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おおすみ半島コミュニティ放送ネットワーク : ミニ英和和英辞書
おおすみ半島コミュニティ放送ネットワーク[おおすみはんとうこみゅにてぃほうそうねっとわーく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はん]
  1. (n,n-adv,n-suf,n-pref) half 
半島 : [はんとう]
 【名詞】 1. peninsula 
: [しま]
 【名詞】 1. island 
放送 : [ほうそう]
 1.broadcast 2. broadcasting 
ワーク : [わーく]
 【名詞】 1. work 2. (n) work
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

おおすみ半島コミュニティ放送ネットワーク : ウィキペディア日本語版
おおすみ半島コミュニティ放送ネットワーク[おおすみはんとうこみゅにてぃほうそうねっとわーく]

特定非営利活動法人おおすみ半島コミュニティ放送ネットワーク(おおすみはんとうコミュニティほうそうネットワーク、''Ohsumi peninsula community FM network''、 通称:おおすみFMネットワーク)は鹿児島県鹿屋市西原に所在する、大隅半島を活動拠点とするNPO法人。大隅半島内でコミュニティ放送を実施する4つのコミュニティ放送局(かのやコミュニティ放送きもつきコミュニティ放送志布志コミュニティ放送・たるみずまちづくり放送)の共同運営を目的とする。
当項目ではおおすみFMネットワークを構成する4つのコミュニティ放送局を総括した内容とたるみずまちづくり放送の概要についても扱う。
== 概要 ==
大隅半島でコミュニティ放送を実施するコミュニティ放送局(いずれもNPO法人による運営)の共同運営が目的のコンソーシアムとして2005年8月に設立。現行の制度上ではコミュニティ放送が市区町村単位での免許であるが、市町村単位単独での運営では経営の安定性に問題がある(#開局までの背景を参照)ため、下記の4つの放送局の運営を統括するための親法人を設立し、4放送局はその傘下に収めるという一般の株式会社法人で採用されている持株会社に類似した方式を採っている。この経緯については#沿革を参照すること。
;おおすみFMネットワークを構成するコミュニティ放送局
:すべての放送局に中継局(周波数共通)を設置している。
番組制作は4局いずれか(または合同)で行い、ジングルでは「おおすみFMネットワークは、FMかのや、FMきもつき、FM志布志、FMたるみず、4局で共同運営するコミュニティFMのネットワークです」と案内している。
平日午前の生番組「おおすみおはようラジオ!」や、ミュージックタイムなどのフィラー番組は、おおすみFMネットワークとFMかのやが同居する鹿屋市西原のスタジオから送出されている。FMきもつきのスタジオで制作される番組にはいかにも地域住民制作らしいユニークな番組が多い。FM志布志・FMたるみずの番組は先発2局と比較して数が少ないものの、視覚障害者向けに住民ボランティアが市広報紙を読み上げる早朝5時からの時間枠の番組である「輪多市(わたし)のしぶし」や「志布志の民話」「日曜島」などが存在する。
「コミュニティ・ラジオとは」という問いに、金山智子編著『コミュニティ・メディア コミュニティFMが地域をつなぐ』(2007年、慶應義塾大学出版会)は、
*「コミュニティ・ラジオは人に役立つために作られたラジオである。表現と参加を奨励し、地域文化を評価する。声なき人々や端に追いやられたグループに対して、また商業ラジオを惹き付けるにはあまりにも小さな田舎のコミュニティに対して、声を与えることなのである」(B.ギラード著『パッション・フォー・ラジオ』)
*「コミュニティ・ラジオも、他のコミュニティ・メディアと同じように、『民主主義的で参加型、地域に根ざし、アクセスしやすいものであるべきだ」(C.フェアチャイルド)
などの定義を紹介したうえで「『特定の地域』、『それを必要としている人たちのためのアクセス』、『自由な意志による参加』が重要なコンセプトである」としている。
;おおすみFMネットワークは、このような考え方を実践している典型的な「コミュニティラジオ」である。
マスコットキャラクターは「FMFM」(ふむふむ)。FMFMの名称は局の愛称とともに2005年にインターネット上で公募され、FMFMが正式に決定された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「おおすみ半島コミュニティ放送ネットワーク」の詳細全文を読む




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