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おねがいマイメロディの登場キャラクター・人間界の人々(おねがいマイメロディのとうじょうキャラクター・にんげんかいのひとびと)では、テレビアニメ『おねがいマイメロディ』シリーズに登場するキャラクターのうち、本作の基本的舞台である“人間界”に住む人々について解説する。本作に登場する人間界に住むキャラクターは、ほとんどが“夢ヶ丘”と呼ばれる街に住んでいる。 『おねがい♪マイメロディ きららっ★』のみの登場人物は『きららっ★』を参照。 マリーランドの人々についてはおねがいマイメロディの登場キャラクター・マリーランドの人々を参照。 == メインキャラクター == ; (ゆめの うた) : 声 - 片岡あづさ : 1992年11月19日生まれ。血液型不明。 : 本シリーズのもう一人の主人公。夢野家次女。夢ヶ丘学園中学2年3組、音楽部所属。美紀とは幼稚園から幼馴染の親友で、乙女チックな会話もする。 : 明るく元気だが、姉の奏からは「寝相が悪く、不器用、食い意地が張っている、ミーハー」と厳しく評価されている。寝相の悪さはマイメロを気絶させるほど。魔法で男性に変身した時、内面には男性的な性格が潜んでいることを知る〔『おねがいマイメロディ』第29話〕。美形の男性を好んでいたことから、バクの働く新聞社からイケメン勧誘員の新聞社に契約してしまった〔『くるくるシャッフル』第31話〕。他人の恋愛に首を突っ込んだりするが、駆や潤から好意を抱かれているのに気がつかない鈍感な所もある。 : 髪のセットには30分かけ、柊とのデートの時は、巻き毛の根元に編み込みが加わる。豊胸のために朝の牛乳は欠かせない。基本的には露出があまり多くない衣装を着ているが、OP、EDの映像では露出度が高めの衣装を着ている事が多い〔『くるくるシャッフル!』のOPでは、黄緑を基調としたノースリーブのロングコートとショートパンツの姿でサンバイザーを被っており、編み上げサンダルを履いた姿と、サングラスに青とピンクのチューブトップとショートパンツに編み上げブーツを履いた姿がある。両方とも腹部が開けた露出度の高い服装である。〕。夢防衛少女隊では他のメンバーが水色を基調とした衣装であるのに対し、彼女は白を基調とした衣装で腹部が開いており、同色のパニエスカートを穿いている。唯一ブーツにハートが飾られている。 : 絵は苦手。音楽部ではバイオリンを演奏するが下手。歌唱力はあるようで、母の思い出がこもった「シアワセの羽」が好きで、メロディ・タクトに魔法力をチャージする時に歌っている(『くるくるシャッフル』では『ドリーム!ドリーム!ドリーム!』に変わっている)。雅彦から日ごろのダジャレが影響し言うこともある。料理は苦手だが〔『すっきり♪』第3話〕、駆に弁当を作った。駆に食べさせようとしたウインナーをマイメロに食べられたが、マイメロは「おいしい」と評したことから料理の腕は上達してきている〔『すっきり♪』第16話〕。 : マイメロとは虹色の糸で繋がるドリームパートナーで扱いに慣れている。失敗すれば夢がなくなるため、「夢防衛少女」となる。『すっきり』では、お助けキャラを指名。 : 恵一は憧れだったが、恵一のアプローチやデートで親密化した。優勝を逃し落ち込む恵一を慰めようと会いに行き、恵一の内心を知ると勇気を出して告白するが、変貌した恵一から騙されていた事を告げられ茫然自失となる。その後奏の言葉で立ち直り、恵一を救いたい気持ちで対峙する。ダークパワーの呪縛を解いたが、失恋している。恵一の気持ちは言葉通りらしく、大仏〔夢野家の中庭でバースデーソングを贈ると称し、ライブを披露していた潤への制裁用であり、花束を贈った後に大仏はセバスチャンが回収している。〕とバラの花束を受け取るが花束には「妹へ」と添えられていた〔『くるくるシャッフル』第34話〕。かつてと違い恵一に告白されそうになるが告白をもみ消す〔『くるくるシャッフル』第52話〕。 : 駆とは小学校の頃からよくちょっかいを出されたり、からかわれたりするので嫌っていたが、時折見せる行動力や優しさに好意を寄せることもしばしばあった〔『おねがいマイメロディ』第20話、『くるくるシャッフル』第21話他〕。柊邸で潜入調査を行った駆が恵一とクロミ達は協力関係だと言われた時は、悪口だと判断〔『おねがいマイメロディ』第44話〕。恵一に告白した直後、同じことを言い立てる駆に、怒って絶交するが、その後恵一が事実だと認め真実を知ると、駆に謝り絶交を取り消した〔『おねがいマイメロディ』第45話〕。そうした経緯を経て駆に対する印象は次第に「友達(協力関係)」に変わった。 : 鶏の着ぐるみ姿の潤から「ご結婚してくれ」と告白されるが、見た目などから冗談と受け止めたことに、駆が怒る〔『おねがいマイメロディ』第37話〕。駆の真意が感情的になり上手く伝えられなかったため、歌には分からなかった。その後の駆の陸上大会に見に行くことに悩むことになる〔。陸上大会の後に駆から「夢野が好きだ」と告白され、美紀や真菜に駆が歌を守っていたことを話され駆への誤解が解けた〔『くるくるシャッフル』第41話〕。しかし、その直後から潤がダークパワーの影響を受けたため、二人は潤を元に戻すことを先決。すべての物事が解決した後に駆を自室に招きいれ、告白の返事のキスをし、恋愛関係となった〔『くるくるシャッフル』第52話〕。呼び方も「小暮」から「駆」に変えている〔『おねがいマイメロディ』第29話において、男性化した時は「駆」と呼んでいた。〕。 : 潤とは通りかかった歌にハンカチを差し出されて、それを愛のメッセージと受け取り、歌に惚れてしまう〔『くるくるシャッフル』第11話〕。顔を会わせるたび歌に告白するが、歌は軽く好きだという潤の言葉を冗談だと思い、真剣に受け止めなかった。鶏の着ぐるみを着た潤は「結婚してくれ」と告白したときは、好きだという気持ちを認めてほしいために潤がした努力を知らないため、歌には学校で言われるのと同じように冗談だと勘違いされた〔『くるくるシャッフル』第37話〕。 ; (ひいらぎ けいいち) : 声 - 置鮎龍太郎、中川里江(少年時代) : 夢ヶ丘高校の1年生。歌の姉・夢野奏と同級生。女生徒の憧れだが、真菜は興味を持たず「バイオリン男」と呼ぶ。柊コンツェルンの孫。豪邸に住み、執事セバスチャンがいる。リムジンで移動することも多い(車体番号は「MOTE×2」)。ブラックカードを所持。たこ焼きの食べ方を知らない。『すっきり♪』ではパリへ留学し、夏休みに日本に戻ってきた〔『すっきり♪』第18話〕。 : クールで刺々しく、束縛を嫌う。通俗的なものには無関心。頭脳明晰で合気道をも会得しているが、美意識を超える美紀のポエムに気絶した。 : 「ツィゴイネルワイゼン」を弾きこなし、各地で優勝を重ねマネージャーもいる。永代橋に才能を見出され、絶対音感であることも作用して瞬く間に成長し「天才」と言わしめている。音楽部OBとして時々部員を指導している。弾きたい曲が無くなり、バイオリンを捨てようとしたが〔『おねがいマイメロディ』第2話〕、改めてバイオリンを歌に預けた〔『くるくるシャッフル』第21話〕。 : 恵まれた生活と才能からか、夢を失い人間関係だけでなく音楽にも求めるものが無くなり、発表会帰りにバイオリンを捨てに向う時にクロミ達と出会い、バイオリンを演奏するとメロディ・キーに力を与え曲が世界に秘められたる曲と聞かされると興味を持ち、クロミに協力を持ちかけ、曲の完成を目論む。 : マイメロに邪魔され音符が集まらないため、タクトを奪おうと歌に目をつける。自分に好意を持っていたため、デートに誘いチャンスを作るがクロミは失敗続き。学校などで接していると、無意識のうちに歌が意識の中に積っていき、感情に影響を及ぼすようになる(心の中に歌の変な顔や水着姿などの瞬間を留められている)。曲の音色が甘くなっている事をダークパワーに告げられ、歌への興味が音色を変化させた事に気付き歌からの電話を切り、歌との思い出を夢のゴミ袋に捨てる。夢の世界に入ってきた歌により開かれ、思い出は戻った。バクをナスビザウルスから助けるため、歌が自分から魔法で巨大化・暴走した時、ウサミミ仮面として対峙したが「傷つけるわけには」と攻撃できなかった〔『くるくるシャッフル』第32話〕。ダークパワーの呪縛を解いた際、「君のような妹がいれば」と語ったが、柊の歌への気持ちはその言葉通りらしく誕生パーティーで、大仏〔と自宅のバラをセバスチャンに贈らせているが、花束には「妹へ」とメッセージを添えた〔。「好きな女の子とバイオリン」という夢を見つけた際「妹じゃない」と認識し、歌に恋心が芽生えた〔『くるくるシャッフル』第51話〕。歌に告白しようとしたが告白をもみ消された〔。しかし、再びウサミミ仮面として召喚された際、マイメロの「お願い」は完全に無視していたのに対し歌の「お願い」で顔を赤らめて急にやる気を起こしたり〔『すっきり♪』第18話〕、プリンセスミラーの力でぬいぐるみキャラにされてしまった際も、夢野家に行った場合、歌に「弟ができたみたい」と言われる自分を想像して極端に落ち込んだ〔『すっきり♪』第32話〕。 : 音符集めをさせていた時は、クロミがうまく働かないことに苛立つこともあるが可愛いと思うときもある。バクは曲の完成に不可欠なため、我慢していた。小暮とフラットにクロミが柊邸に入る姿を見られてしまいこれがきっかけで二人が周辺で動き、柊の同級生・ノダの証言によりクロミとの関係を歌たちに明かされた。ダークパワーによる変貌の後、二人にも冷たくなる。再び人間界に逃げてきた二人には、以前と同様の態度をとり、クロミにも素っ気ない態度をするが思い出は残っており、気にはかけている。クルミ・ヌイがクロミである事は周知だが柊だけ知らない。柊の姿で踊った時に気に入ったのか、ウサミミ仮面のまま仮装パーティーでクルミ・ヌイとダンスをした。クルミの愚痴を「最低な男」と素直に受け止め「誕生日が自分の事を気にかけてくれているのを確認できる日」という思いを知った後、クロミの誕生日を祝い気まぐれと理由をはぐらかしたが、正装しダンスを踊り、クロミを喜ばせた。クロミに対する感情ははっきりしないまま〔利用するためとキスをし、身を案じたかと思えばバレンタインチョコを捨てる。〕留学してしまったが、クルミに対しては再会した彼女を誘い、心に彼女の記憶を強く留めている。 : 魔法に対しても鋭い感覚を持ち、一度魔法にかかった屈辱を忘れず、精神力によって魔法のかかり方に強弱がある事に気付き、「嫌な思い出〔主にバクとのキス未遂の記憶(『おねがいマイメロディ』第16話)。〕で精神力を高める」という対抗策を編み出したため、ダークパワーが柊に憑依できないことや、自分しか曲を弾けない弱みを握り、ダークパワーを服従させた。感覚が優れているため魔法の補助無しで音符が見える。失ったウサミミパワーを取り戻し潤を元に戻すべく自分からクロミの魔法にかかる〔『くるくるシャッフル』第50話〕。 : メロディ・ヴァイオリンを弾いたときダークパワーで髪が黒みがかり、目も鋭く黒いコートを着込むなど変化を見せた。学校でメロディキーをチャージする演奏をし、歌に手を出し自ら黒幕である事を明かすなど行動が短絡的・直接的になる。 : 電波塔の上空にダークパワーの曲が完成し、電波塔に向かい曲を弾き始め、各地で騒動が起こる。歌が自分に新しい希望を与えた言葉を思い出し、正気を取り戻してダークパワーに飛ばされた歌を助けようとするが、隙が生まれ魔法に対する抵抗力が弱まり、ダークパワーによって体を支配されたショックで、掴んでいた手を離してしまう。 : ダークパワーの呪縛から解放されたが、世界を崩壊寸前まで追い込んだ罪で「バクの刑」を言い渡さるが執行寸前、王妃の「柊に必要なのは夢を見つける事」という一言で、「ウサミミの刑」を受ける。ウサミミ仮面は、やる気無く口上を述べ、目的を果たし去っていくが、歌たちの憧れを一身に受けることとなった。正体を知る者はセバスチャンとマリーランドの住民だけである。変身を嫌がるが、拒否すると「バクの刑」が発動するため、仕方なく変身している。変身から逃れるため休養と称し海外逃亡するが、それでも魔法の効果は届いてしまったため結局無駄であった。 : ウサミミ仮面について、詳しくはウサミミ仮面とシツジ仮面を参照。 : 昔から絡んでくる潤を鬱陶しく思い、弟がイギリスから帰国したら声も聞きたくないと嫌い冷たくあしらう。地元などで学校生活に適応できない様子から、弟は「ドロップアウト」しているという印象を持っているようだ。騒動が再発し、クロミらと関係する弟がメロディ・キーに魔力をチャージしているのかと早くも気づきかけた〔『くるくるシャッフル』第3話〕が、「才能の欠片もない奴がダークパワーに選ばれるはずがない」と考え、確証を持つには至らなかった。気にかけている様子があり潤がオーディション後も練習を続け、その音を聞いて「騒音から雑音」と言葉は悪いが認めている。幼い時に潤が風邪をひいたが、母やセバスタンも仕事で一人部屋苦しんでいた時に、バイオリンで心休まる曲を弾き潤を眠らせている〔『くるくるシャッフル』第36話。後にこの曲が幼い潤が口ずさんでいた歌をアレンジした事がわかる。〕。が、柊は覚えがないと言い放ち(イライラしていた事が原因としている〔)、潤が捨てたメロディ・ギターを再び手に取ってしまうきっかけとなってしまう。歌が潤に仲直りしてほしいと頼んだとき、自分が潤に言ったことを話し、「友達は選べ」と言った。そのことをようやく思い出し、メロディ・ギターを再び手に取ってしまうきっかけを作ったことを反省し潤の思い出の曲を弾き、潤をダークパワーから解放し、夢も見つかり和解することができた。 ; (ひいらぎ じゅん) : 声 - 五十畑迅人、沢城みゆき(少年時代) : 恵一の弟。ロンドンで色々あり帰国。兄と同じ邸宅に住む。執事セバスタンがつく。『おねがいマイメロディ』第52話ラストで日本に到着するシーンが初登場で、『くるくるシャッフル』から本格的に登場。『すっきり♪』ではアメリカへ留学したが、夏休みに戻ってきた〔『すっきり♪』第18話〕。 : 『すっきり♪』最終話の後日談にて夢ヶ丘学園に復学している。 : 子供っぽく自分の気持ちに正直で思い付きで行動する。兄と違い能天気で惚れっぽい所がある。相手の気持ちや雰囲気を自分なりに理解した時には、それに即した行動をする。駆が歌を好きだと知ると駆のために歌と密接になれるようにした。琴と口喧嘩した時は、そのせいで琴が溺れてしまい助かった後に謝っている。根は素直だが教室でギターを弾きまくるなど、周囲の迷惑を考えず行動する事が多い。 : 部屋を、兄の命令を受けた「お掃除軍団」により片付けられたことが原因で家を飛び出し夢野家に厄介になった時も夜中にギターを弾いたり、庭や部屋を散らかしたりしていた〔『くるくるシャッフル』第36話〕。この時、夢野家の団欒を見て、憧れていた家族の暖かさに触れることができている〔。 : チョロ毛が抜けたセバスタンのために黒音符を受け入れようとする勇敢さをみせた。が、クロミに阻止されている〔『すっきり♪』第29話〕。チョロ毛事件の後、飛行機を乗り違えて沖縄に滞在し、沖縄かぶれとなって帰ってきた〔『すっきり♪』第34話〕。アメリカ行きとアフリカ行きの飛行機を間違えるなど〔『すっきり♪』第44話〕、度々飛行機を乗り違えることからクロミとバクには呆れられている。 : 帰国子女のためか会話に英語が混じるが英語は得意でない〔『すっきり♪』第18話〕。サッカーが得意だが体力が無く水泳は苦手。マッサージチェアを愛用。オーディション後ギターの練習を行い集中力は6分半から8分に伸びた〔『くるくるシャッフル』第28話〕。石垣の特訓で、キャッチボールができるようになる〔。10歳の時、ソフィー(声 - 鈴木真仁)という女性に告白するが、潤に近づいたのは兄に近づくためだったと言われてしまい、兄に慰められ、ソフィーが実は男と知り、これが原因で初恋という言葉を嫌っている。 : パンク・ロックに傾倒し、普段から左利き用のギターを持ち歩く。エキサイトしてくると、ギターをかき鳴らす。ハードロック系、バラード系の曲も弾くことができる。私服もロッカーファッションが基本。髪を染めているが、一番長い前髪の先端だけは染めていない。兄と喧嘩した際、生産していないギターが壊れてしまった時は落ち込んだがクロミからメロディ・ギターを貰うと以前より弾くようになった。それを見たセバスタンから、人気バンド「グロイ」のメンバーからギターが脱退し、ギタリスト募集のオーディションを受けるように勧められ、参加する。選考では7分間の演奏審査が行われるため、集中力がなく5分間しか演奏できない潤は練習を行う。選考で審査員に良い印象を与えるも、残り6秒で力尽き不合格。実力で認められたいと練習を続け、兄から「騒音から雑音」と上達を認められた。 : 兄と比べ社交的。クラスメートとは、支障なく学校生活を過ごしている。小暮とは柊が嫌いという共通点から仲が良くなる。クロミの魔法で歌や小暮に迷惑がかかるとクロミやバクを叱り付けており、親友は大切にする姿を見せている〔『くるくるシャッフル』第30、34、41話〕。クロミが小暮の出場する陸上大会でバクを利用した悪夢魔法で邪魔をした際、「駆の大事な大会を邪魔した」と何よりも激怒し、その時怒った姿は兄にも劣らぬ恐ろしさを見せた〔。 : 幼い頃から兄と比較され親の期待を裏切る自分と比べ親に可愛がられる兄に対してコンプレックスを抱き、考え軽い態度をとり兄弟関係は最悪。兄を「冷血」と公言し、食事以外ほとんど兄と顔を合わせず転入した際、自己紹介で嫌いと言い放った。クロミが音符の力で恵一と潤を仲良くさせようとした事を知った際、目の前でギターを壊すほど。幼い時はバイオリンを習うが上達しない自分と比べ上達の早い兄と比較されるのが嫌になってやめた後、ショーウィンドに展示していたギターに目が留まり、ギターを買い母の前でパンクロック風の衣装でギターを弾き始めた。上手に演奏できるようになったが、目の前で恵一がギターを軽々と弾きこなしてしまった事にショックを受け、悔し涙を流す。過去に優しくしてくれた事は覚えていた(風邪をひいた時、一人ベッドで高熱に苦しんでいた際様子を見に来た兄が、傍でヴァイオリンを弾いて潤を安心させ、眠らせてくれた〔)。 : 奏や雅彦に認められれば歌に本気だと伝わると考え実行。自分を変える努力をした結果二人の反応から認められたと考え鶏の着ぐるみ姿で「コケッコン(結婚)してくれ」と告白したが姿や駄洒落、結婚という言葉から冗談と受け取られた〔。歌に関係することで駆をライバル視し、写真の駆を切り捨てたが「親友だから抜け駆けは卑怯」と駆に話している。歌に告白するも受け止めてもらえず落胆していたが駆に慰められ、良き親友であることを再認識した〔。 : セバスチャンから話を聞いていたので、クロミらを見て誰であるか分かった。最初の印象は他の人同様「座敷童子」と「茄子」だった。バクとは恵一が嫌いという点で気が合うが、クロミは兄と仲良くすると魔力をチャージしない事を示唆し従わせる。 : クロミ達に出会った際、音符の力で兄を出し抜くことを考え、新たなる魔法の「力の源」となる〔『くるくるシャッフル』第1話〕。「メロディ・ピック」や「メロディ・ギター」を使ってメロディ・キーに魔力をチャージし、音符を揃えて願いが叶えられる日を待っている。『くるくるシャッフル』では、魔法の裏にダークパワーが関与していることを知らずメロディ・キーへのパワー充填者について気づいていないが、マイメロのタクトがエネルギー切れになっても、クロミのメロディ・キーはフルパワーの状態であることを目の当たりにして気付く〔『くるくるシャッフル』第42話〕。歌に連絡し尋ねられたセバスタンが、うっかりクロミのことを喋られて、潤がエネルギー充填している現場を歌たちに見られて、歌は泣いて去り、歌の姿を見た恵一に遮られる。部屋に引きこもってしまう。柊と言い争いとなり、泣いているとダーちゃんからメロディ・ギターを差し出し誘惑され、弾く。憎しみの心でメロディ・ギターをかき鳴らし魔力を覚醒させたことでダークパワーの影響を受けて、顔つきや性格が変貌し、空を飛ぶようになる。姿が変わっても目的は変わらなかったため、憑依されるまでダーちゃんの目的は知らなかった〔『くるくるシャッフル』第44話〕。歌たちの呼びかけと恵一の弾くバイオリンによって元に戻り兄と和解できた〔。 ; (さくらづか みき) : 声 - 小清水亜美 :1992年生まれ。歌のクラスメートで幼稚園から親友。音楽部所属でフルート担当。親戚が神社に嫁入りしたため、巫女になってお手伝いをしていた〔『くるくるシャッフル』第40話〕。 : 歌と恋話をしたり、詩を作ったりなど少女趣味。真菜から乙女チックと突っ込まれたり、ポエムを聞いた歌達に呆れられたりする。魔法に巻き込まれると不細工になる場面が多い。普段着は白の長袖付きの黄色の上下横ラインが入った水色のスカートブラウスに下は紺色のジーパンをはいている。夢防衛少女時のコスチュームは腰を一部露出させた水色のミニワンピース。 : ポエムを詠む事。「ポエムノート」に書かれた自作ポエムに関しては、両親の影響を受けている。一般人には理解されず、理解できるのはピアノちゃん、平等院、潤〔また、幼稚園の頃からポエムを詠んでおり、歌とはポエムで恋話を語り合っていたものの、周囲からドン引きされていた。(『すっきり♪』第5話)〕。少女漫画を好み、お気に入りは遠野の書いた「Lovely Momochan」。夢ヶ丘新聞主催の交通安全強化月間ポエムの新人賞選考会では、前年度チャンピオンとして選考委員をした。才能を見込まれ、ドリームパワーを完成させるためにピンク音符の歌に詞を付ける役をフラットに推薦された。ダンスの才能や、想像だけで恵一の顔を描く。ポエムノートが無くなると老化しミイラ化するも、ノートが戻ると元に戻る〔マイメロからは「人間の女の子はポエムノートをなくすとお婆ちゃんになる」と誤解された。〕。 : ピアノちゃんとはライバル関係で、ピアノちゃんが一時期いなくなった時は、柿崎を一番のライバルにしていた〔『すっきり♪』第42話〕。 : 恵一が好きだが、柊邸に招待されたとき歌に勘違いされる。歌といつも一緒だったことを思い出し、魔法で恵一を二人にする案に乗る。騒動後、美紀は歌と二人で恵一の家に行くと話したと教えられたこともあり、歌の誤解を解けた。憧れつつも歌と恵一の関係を見て身を引くことにした。その後は歌にチャンスを作り、自分に合う人を探している。 : ドリームパワーの作詞という大役に任命された時、詞を作ることがダークパワーに魅了され、憧れの恵一を倒し歌も悲しませてしまうと考え、詞が書けなくなる。美紀を救うために来た平等院が、クロミの魔法で変身して、幻想で恵一に誘惑される。恵一を倒すことはできないがダークパワーから救うために詞を書くと決心し幻想を打ち破った。詞を書く原動力である「トキメキロマン」を取り戻し、ピアノとのWポエムで平等院を元の姿に戻した。ダークパワーが世界を侵略する中、歌詞を完成。ピンク音符の五線譜と反応し、ドリームパワーを発動させる。 : 潤とのデートが初めて。相手が気になる両親は、隠れて見ていたが気づかれる。潤は両親に「ポエムを理解できるロンドンボーイで、家に来て」と喜ばれた〔。 ; (ふじさき まな)〔放送当時は公式ホームページで名前が「藤崎 真奈」と誤記されていた。(現在は修正済み)〕 : 声 - 杉本ゆう : 歌の小学校から親友。ボーイッシュで関西弁を喋る。制服時はスパッツを着用。赤髪で、クロミやバクから「ニンジン頭」と呼ばれている。身長は小暮よりは高い。普段着は黒や赤を基調としたボーイッシュ系の服装が多く、夢防衛少女の衣装は「可愛いのはいらない」と一部を破り捨てた水色のスタイリッシュな衣装。 : さっぱりした性格。苦手なマイメロも、歌の家の居候として看病するなど義理を通す。クロミの魔法で人が花に変えられた時、自分だけ"竹"だったことに納得がいかず、魔法にかかったときマイメロママにツッコミを受けて魔法がとける。自然美を愛し、公園にいた毛虫を連れ帰ったりした。ペットとしてソバージュネコメガエルの「コジロウ」(声:木内秀信)を飼っている〔蹴りや擽りが得意。〕。クラスの女子が男性化する魔法にかかった時は以前から男勝りな自分だけ違和感がなかったり、男性がイケメン化する魔法にかかった〔『くるくるシャッフル』第4話〕。後輩の女子やマイメロからチョコを貰っている〔『くるくるシャッフル』第46話〕。母親に「女らしくなってほしい」と愚痴をこぼされた。 : 歌と駆は友達へのからかい程度。好きな異性はいないようだ。魔法で人間化したコジロウ〔その姿は『密林の美女と野獣』の登場するジョニーと瓜二つの小柄な青年。また、ヒロインのセーラも真菜の面影を持っている。〕とは恋人にも見える。理想の男性を「鼻中隔下制筋が通ってて三角筋と上腕三頭筋を鍛えている」と言うほど。 : 変な事にツッコミを入れ、勢いに乗ると思わずノリツッコミをする。お好み焼きが得意で、気合を入れて焼く。また阪神タイガース〔『くるくるシャッフル』では「大阪トラーズ」〕のファンでもある。 : 男子に混じってサッカーをしたり陸上部の助っ人をしたり、体を動かすのが好きでジムに通い、小学生の指導に当たる。格闘番組を見たり、スポーツ新聞を読んだりサッカー部の応援を手伝うなどしているので、鑑賞も好きである。 : 幼少時の夢は、ターザンのように強くなること。流派も見分けられる。状況判断力は高いが、魔法に巻き込まれた時は動きが鈍る事も。クロミ達を蹴り飛ばし格闘戦は負け無しだが、合気道を習得している恵一には勝てない〔この事はある種のコンプレックスになったらしく、潤が恵一の弟だと知って挑みかかったり、ウサミミ仮面の動きで正体を見抜きかけたりしている。〕。 : 歌や美紀の乙女チックな言動にうんざりし、いとこのハルミにぬいぐるみの山に押しつぶされた事がトラウマになり、可愛いものに怯えて反射的に避けて、運ぶ時は棒で吊るすなどの嫌悪感を示す。避けられずマイメロと密着してしまった時には、強い拒絶反応を示した。マイメロの空気を読まない言葉に激怒し、普段触ることもできないマイメロの耳や首を掴み、駆とツッコミを入れている〔『おねがいマイメロディ』第49話〕。可愛い服も苦手で、魔法でゴスロリ風の格好をさせられた時は嫌がった。半分の音符が取り付いて「もふもふ」状態になった際、いつもとは反対にマイメロを追い回したが触ろうとした際に手だけ硬直し、マイメロのくしゃみで正気を取り戻してキラキラ玉を出した〔『すっきり♪』第11話〕。 ; (こぐれ かける) : 声 - 沢城みゆき : 夢野歌のクラスメート。身長が低い事を気にしている。初期ではマイメロ達の存在を知らなかったが、クロミに悪夢魔法を掛けられてからは物語に関わる。授業参観の時には容姿がよく似ている母親が来ていた〔『おねがいマイメロディ』第24話〕。『くるくるシャッフル』で告白し、現在は歌と付き合っている。陸上部の短距離選手。身長に関しては『くるくるシャッフル』までは回によって多少の差異はあるものの、初期では歌より低く、中期以降は歌や美紀たちとほぼ同じぐらいで描かれていた。『すっきり♪』になってからすらりと身長が伸び、陸上大会で優勝した頃から女生徒から人気が上がっており、下級生から弁当をプレゼントされる事もあった。 : やんちゃな性格で、負けん気が強い。しかし、歌に対しての恋心を自覚し始めてから負けん気の強さは相変わらずもやんちゃな面は徐々に落ち着いてきた。人前でキザな仕草をすることは苦手だが、開き直った演技もできる〔『おねがいマイメロディ』第38話〕。かなりの照れ屋で、自分の不器用さは自覚している(ウサミミレンジャーズになった際『不器用でゴメンビーム』を自ら出すほどで、威力はかなり強力)。そのため、歌と付き合っている現在でも歌が小暮に対して猛烈アタックしているのに対して赤面する場面が多く、依然として素直になりきれてはいないが、以前のようにからかう事は無くなった。また、そのほかにもドーベルマンやワニに気に入られる変わった要素を持つ。自称遊び全般が得意。数学・英語・裁縫(本人曰く、歌よりはうまい)は苦手らしい。 : フラットと友情を育み彼を居候させる。下校中に出会い、以前の悪夢魔法の騒動から手荷物は魔法のランプだと思い込み、速く走れる魔法を掛けてもらうために自宅に連れ込んだ。 : 歌とはちょっかいを出しているが、それは歌が好きなためである。その態度を真菜や美紀、フラットなどにからかわれている。歌が恵一に入れ込んでいることに嫉妬。しかし、そのうち歌と相思相愛になることより、歌を守ることを優先している。ちなみに、歌とは伝説の流れ星を見た〔『おねがいマイメロディ』第20話〕。歌への行動を周りは好きだからだと思っているが、本人に自覚は無かった。クラスの女子が男性化する悪夢魔法の騒動後、「女の夢野の方が好き」を口にした所を、真菜とフラットくんに聞かれ、意識しはじめる〔。しかし決心が固まらず、告白には至らなかった。このため本人も自覚する消極的な態度が続き、フラットから歌に告白するよう急かされることが多く、フラットが勝手がましく歌にメールや手紙などで愛のメッセージを送ろうとする時はひどく憤慨してしまう。 : 歌の誕生パーティでは、柊兄弟の思いがけないプレゼントを目の当たりにし、「柊兄弟が現れる前に、歌に告白しておけば良かった」と思った気持ち(夢の匂い)をクロミに気づかれてしまう(その際に、クロミに何度も名前を間違われ、クロミとバクから「ヘタル」と呼ばれてしまう)。悪夢魔法の力で告白させられそうになったが、「自分の力で告白する」と言い、フラットや真菜から見直された〔。誕生パーティの開始直後にアルバムを見て、昔の事を思い出した歌に嫌われてパーティの最中、悪夢魔法で小学校の頃の姿に戻ってしまった歌から、自分がいつも歌に悪戯ばかりしていた話を聞く。その頃は面白半分だと思っていたが、その行為が歌に嫌な思いをさせていたことに気づき、歌が元の姿に戻った後、プレゼントを渡し、昔の悪戯に謝る。 : 家出した潤が夢野家にいることを知らされた時、真菜から煽られる〔。 : 陸上大会で優勝したあと遂に歌に告白するが、その直後から潤がダークパワーの影響を受け始めたため、告白した小暮自身も潤を元に戻すことを先決〔『くるくるシャッフル』第41話〕。そのため、保留された状態が続いていたが、すべての物事が解決した後に歌の自室に招かれ歌からキスでの告白の返事を受け、晴れて両思いとなった〔。この時から呼び方は、歌は「駆」と名前で呼び始めたが、駆は以前と同様「夢野」のままであったが、話の最後には赤面しながらもついに「歌」と名前で呼んでいる〔『すっきり』第14話〕。また「夢野」に戻っている〔。だが、バレンタインで歌にチョコをもらったときに「歌」と呼んでいる。そのときはキス(頬)もした。〔『すっきり♪』第45話〕 :『おねがいマイメロディ』では二人で下校中にクロミとバクが柊邸に入る姿を見て、クロミと恵一の関係に疑問を抱くが歌や恵一を動かす事が出来なかったため柊邸を監視する。クロミとバクが柊邸から飛び出していく姿を確認し、フラットと柊邸に侵入。警備隊に追跡され屋敷内を逃げ回るうちに、偶然飛び込んだ部屋にいた歌に恵一が黒幕だと言うが、それを聞いた恵一を傷つけたと歌に怒られ絶交される。その後、歌は恵一と対峙し、駆は絶交を解かれた。 : 悪夢騒動では、役に立たなかったが、歌がピンチの時には懸命な姿勢を見せる。歌の失恋の際も、余計なことを言わず傍にいる。恵一が魔法騒動の黒幕と判明した後は、虹色の糸を切ろうとする恵一のキスを防ぐために、歌の代わりに恵一と男同士のキスをしてしまい、大事な何かを無くしてしまったとトラウマを負いながらも、この場は歌を守りきった。ダークパワーに支配された潤が歌にキスをさせられるのを防ぐために、再度男同士のキスをして歌を守っている〔『くるくるシャッフル』第45話〕。 バクが歌にキスされそうになったときもマイメロに召喚されバクとキスして歌を守っている。〔『すっきり♪』第25話〕。ちなみに歌の父、雅彦ともキスをしてしまった。 : 潤とは恵一が嫌いなことで意気投合し友達となるが、修学旅行の後にクラスメイトの目の前で歌へ告白される。潤に対し不快感を示し警戒するが、歌を好きではないと言った手前、本心を明かしてはいない〔『くるくるシャッフル』第14、17話〕が、フラットがうっかり潤に話してしまった〔『くるくるシャッフル』第19話〕。親しい友達であるような姿を見せ〔、歌に対する気持ちを包み隠さず話す潤からの「親友」という言葉に照れている〔。 : 歌のために自分を変える努力をする潤の姿を見ているため、その後の告白を冗談と受け止めた歌に対して、潤の努力を歌は知らないにもかかわらず、潤が歌を好きだと思っていることが、本気だと分かっていないと怒り、潤を庇っている。歌は、後で駆が怒ったことを不思議に思っている〔。このことから歌は悩むことになる。自分の恋愛観と違うためか、潤が歌と顔を会わせるたびに軽々しく告白することに、不快感を示し時が経つにつれ、これが潤のやり方だと理解する。その積極的な潤に対し、消極的な自分の姿をフラットにも責められるが、自分には自分のやり方があることに気づく。潤に打ち明け、校庭で陸上部の練習に集中する姿を見せている〔。 : 雅彦からは歌に気があると思われていたのか、かなり警戒されていた〔『おねがいマイメロディ』第46話〕。すっきりでは夢野家で歌と親しい所を目撃され、駆が彼氏として相応しいか勝負する事になる〔『すっきり♪』第37話〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「おねがいマイメロディの登場キャラクター・人間界の人々」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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