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お姫様だっこ(おひめさまだっこ)とは、ヒトを抱き上げる方法の一種。人を横にして抱き上げる。 なお、このような人の持ち上げ方の日本語における正式名称は「横抱き」であり、この呼称は主に俗語として使用される〔出典:米川明彦編『日本俗語大辞典(第3版)』東京堂出版 2006年 133頁〕。ちなみに横抱きでは、意味として「小脇にかかえる」所作〔大字林ウェブ辞書 〕を含んでおり、こちらはいわゆる「お姫様だっこ」の範疇から外れる。 == 概要 == 横たわる被運搬者を運搬者が両腕で抱きかかえて持ち上げる抱え方で、被運搬者は運搬者の肩から首にかけて片腕を回して上半身をやや起こすと共に、運搬者に協力する。日本において少女漫画などで「お姫様をだっこする方法」として扱われたため、このように呼ばれる。 一般では結婚式を終えハネムーンに旅立つ新郎が花嫁を抱きかかえて幸せをアピールするポーズとしても広く知られているが、元々は古代ローマの風習で、新郎新婦が新居に入る際に花嫁が入り口から屋内まで抱きかかえられたまま運ばれたことに由来する。これは花嫁が入り口でけつまづくことが凶兆であるとみなされたことにちなみ、こういった風習は現代の洋風結婚式に継承され、これが日本にも伝わったものだと解される。 持ち上げる際には、被運搬者が運搬者の肩越しに腕を首の後ろに回して反対側の肩につかまり、運搬者側は被運搬者の背面から腕を回して胴体を支えると共に、ヒザの下に差し入れた腕で足を支える。なおこの際、運搬者の腕は水平からやや前方の方が持ち上がった状態となり、加えて立った時の重心はやや後方にずらす。当然のことながら運搬者の腕力が被運搬者の重量より強くなければならない、負担の大きい持ち上げ方である。ちなみに運搬者と被運搬者の体の密着度が高いほど安定性が増し、運搬者の負担は低くなる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「お姫様だっこ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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