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お茶漬け海苔(おちゃづけのり)とは、飯に掛けて熱湯を注ぐだけでお茶漬けを作ることができる調味料で、インスタント食品の一種である。 1952年に永谷園から「永谷園のお茶づけ海苔」(当初は「江戸風味お茶づけ海苔」、発売の翌年に永谷園が設立された)が最初に発売され、以降各社からさまざまな製品が発売されている。 なお本項では以降便宜上「お茶漬け海苔」を一般名詞として、「お茶づけ海苔」を永谷園の商品として記述する。 == 概要 == お茶漬け海苔の基本となっている内容物は、海苔、あられ、抹茶塩(抹茶、食塩、砂糖、昆布茶、うま味調味料などを固めて顆粒状にしたもの。色は緑色に近い)である。また種類により、これらに加えて、鮭、梅干し、ワサビ、野沢菜、ワカメなどをフリーズドライ加工したものが入れられている。無論、これらの調合の割合、内容物には、製造者によって違いが見られる 〔。 デリス・ド・キュイエール川上文代料理教室 監修 『I Love お茶漬け 365』 p.163 ナツメ社 2009年7月13日発行 ISBN 978-4-8163-4732-0 〕 。 これらの内容物のうち、あられは乾燥剤としての役割も担っている 〔 デリス・ド・キュイエール川上文代料理教室 監修 『I Love お茶漬け 365』 p.18、p.164 ナツメ社 2009年7月13日発行 ISBN 978-4-8163-4732-0 〕 。 なお、飯の標準的な1膳分に適した量に小分けに包装されているものが多いが、中には量を好みで調節できるように小分けにされていないものもある。 適切な器に適量の御飯を入れ、そこに上記のような内容物のお茶漬け海苔を乗せて、熱湯を注ぐだけで食べられる。抹茶塩は熱湯をかけると溶け、塩味のついた緑茶になる。ただし、好みにより緑茶を掛ける人もいる。 1980年代以降は通常用いられている刻み海苔の代わりに生海苔に食感や風味を近付けた海苔を使用するなどした高級志向のお茶漬け海苔も販売されている。さらに1990年代以降は「ラーメン茶漬け」「中華茶漬け」「ウーロン茶漬け」「カレー茶漬け」など、アレンジされた製品も開発・発売されている。 なおお茶漬け海苔は、お茶漬け以外にうどんやパスタ、だし巻き卵、浅漬けなどの材料として使うこともできる。お茶漬け海苔を販売している各社のサイトなどでレシピが公開されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「お茶漬け海苔」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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