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阪神なんば線(はんしんなんばせん)は、兵庫県尼崎市の尼崎駅から大阪府大阪市中央区の大阪難波駅までを結ぶ阪神電気鉄道の鉄道路線。 == 概要 == 2009年3月20日に西九条 - 大阪難波間が延伸開業し〔 - 阪神電気鉄道プレスリリース 2008年8月1日〕、それに伴い既存区間も含めて西大阪線から阪神なんば線へと改称された〔 - 阪神電気鉄道プレスリリース 2007年8月9日〕。路線名の改称はこの路線では2度目となった。延伸先の終点となる大阪難波駅は、近畿日本鉄道(近鉄)難波線の近鉄難波駅を改称した〔 近畿日本鉄道、2008年3月31日。〕 もので、同駅に近鉄は東から、阪神は西から接続する状態となった。 「阪神」の「なんば線」ではなく、「阪神」が正式路線名の一部となっている〔南海本線、京阪本線、東急多摩川線や西武秩父線などと同じ。その一方で、本線の正式路線名には「阪神」の文字は付かない。〕。また、近鉄でも「難波線」という路線名称を使用しているが、阪神は「難波」の表記が漢字ではなく、ひらがなとなっている。 大阪難波延伸開業時のキャッチフレーズは「神戸・難波・奈良、つながる。」で、2009年12月頃からのキャッチフレーズは「ときめきつなぐドラマティックロード」である。阪神本線沿線から大阪市西部・南部へのバイパス路線となっており、西九条 - 大阪難波間が開業したことで、後述する阪神と近鉄の相互直通運転も開始され、神戸方面と奈良などの近鉄沿線を直接結ぶルートが形成された。尼崎 - 大物間は阪神本線と並行している。 2001年3月31日にユニバーサル・スタジオ・ジャパン (USJ) がオープンしたことで、西九条駅にてJRゆめ咲線ヘ乗り継ぐことによるUSJへのアクセス路線としても位置づけられるようになった。同年3月10日のダイヤ改正から、USJのオープンに先立って本線のすべての特急(区間特急はのぞく)を尼崎駅に停車させたり、西日本旅客鉄道(JR西日本)とのタイアップで西九条駅経由ユニバーサルシティ駅への連絡乗車券(ただしこの乗車券にはUSJ入場券はセットされておらず、別途購入する必要がある)を発売するなどの施策が行われている。 2009年3月20日に新設された九条・ドーム前・桜川の3駅はいずれも地下駅で、プラットホームは島式となっている。このうち桜川駅には引き上げ線がドーム前駅寄りに2本設けられており、近鉄線方面からの回送列車も多く折り返している(詳細は後述)。 この路線延伸によって、大阪市西区には初めて大阪市営地下鉄以外の鉄道路線の駅が設けられた(JR大阪環状線の弁天町 - 大正間で、最も大阪ドーム(京セラドーム大阪)に接近している区間は西区を通過するが、駅はない)。 正式な起点は尼崎駅だが、列車運行上は大阪難波駅から尼崎駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「阪神なんば線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hanshin Namba Line 」があります。 スポンサード リンク
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