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かいこうは、日本の海洋科学技術センター(現:国立研究開発法人海洋研究開発機構)が開発した水深10,000m級の遠隔操作無人探査機である。 == 概要 == 深海調査研究船「かいれい」からの遠隔操作により、深海の映像、写真撮影、マニピュレータによる試料の採取などの学術調査が可能になっており、サイドスキャンソーナーを搭載した「ランチャー」、マニピュレータやカメラなどを搭載した「ビークル」から構成される。「かいこう」は支援母船である「かいれい」に搭載され、調査海域まで進出したのち、専用クレーンによって海面に下ろされ潜水を開始、目的深度まで到達した後、ランチャーからビークルが分離し、調査を行う。 「かいこう」は1995年3月、世界の最深部であるマリアナ海溝で、10911.4メートルへの潜行に成功したほか、1996年2月チャレンジャー海淵で世界で初めて10,000メートル以上の水深の海底からバクテリアを採取した。 2003年5月29日、室戸岬沖130キロメートルの海域で、南海地震に関わる長期観測データの回収後に二次ケーブルが破断、子機ビークルを喪失した〔「かいれい」からランチャーをつなぐケーブルを一次ケーブル、ランチャーからビークルをつなぐケーブルは二次ケーブルという。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「かいこう」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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