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ぼたもち(牡丹餅)とは、もち米とうるち米を混ぜたものを(または単にもち米を)蒸すあるいは炊き、米粒が残る程度に軽く搗いて丸めたものに餡をまぶした食べ物である。米を半分潰すことから「はんごろし」と呼ばれることもある〔杉田浩一編『日本食品大事典』医歯薬出版 p.557 2008年〕〔『料理食材大事典』主婦の友社 p.123 1996年〕〔松下幸子著『図説江戸料理事典』柏書房 p.330 1996年〕。同様の食べ物に「おはぎ」(御萩)あるいは「はぎのもち」(萩の餅)と呼ばれる食べ物があるが「ぼたもち」との関係については諸説ある(#名称を参照)。 == 概要 == かつて砂糖が貴重品であった時代には塩餡が用いられていた〔。来客のもてなしや田植えの後の寄り合い、子供のおやつ、また法要の際などに供された。こし餡のものとつぶし餡のものがある〔『丸善食品総合辞典』丸善 p.166 1998年〕。小豆餡のほか、きな粉を用いたもの〔〔、青海苔を用いたもの〔、胡麻を用いたもの〔、ずんだを用いたものなどもある。表面に餡をまぶす以外のものでは、にぎり飯の具材のように中に餡を詰めることもある。 多くの和菓子にいえることだが、隠し味として餡にごくわずかの塩を加えるか、搗いたものを握るときに手を適度な塩水に浸してから握ることで、より一層甘味が引き立つ。 昔はぼたもちのことを「かいもちひ(かいもち、掻餅)」と呼んでいた〔大辞林 第3版 「かいもちい」の項。〕。ただし、一部では蕎麦がきを指すとする説もある〔(参考「いざ、かいもちひせむ」(宇治拾遺物語))。土用入りの頃に作る場合、土用餅という言い方もする。英語でも日本語のまま「Botamochi」と呼ぶ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ぼたもち」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Botamochi 」があります。 スポンサード リンク
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