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上板町(かみいたちょう)は、徳島県の北東部、吉野川の北岸に位置する町で、板野郡に属する。 堰の改良計画をめぐり世論を二分し住民投票も行われた吉野川の第十堰は、この上板町と対岸の石井町の間にある。産業面では、藍染めの原料となる藍すくもや、高級和菓子などに使われる阿波和三盆糖の産地でもある。 == 地理 == 上板町は徳島県の北東部に位置し、北に阿讃山脈、南に吉野川で挟まれる。町中央を東西に中央構造線が走り、その北側の山地部と南側の平野部を分ける〔『上板町史 続』p.7〕。町の最高峰は、標高691mの大山である。 阿讃山脈を源流とする宮川内谷川、泉谷川、大山谷川などの谷川は複数の扇状地を形成し、古くから人が住みついていた〔。一方でこれらの谷川は平野部で天井川となり、古来よりたびたび氾濫を繰り返してきた〔『上板町史 下巻』p.676〕。 吉野川は四国三郎とも呼ばれ、暴れ川として知られるが、上板町では農地や牧草地を形成する恵みの川と位置付けられている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上板町」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kamiita, Tokushima 」があります。 スポンサード リンク
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