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小口 雅之（こぐち まさゆき、男性、1977年8月27日 - ）は、日本のプロボクサー。栃木県上三川町出身。草加有沢ボクシングジム所属。 == 来歴 == 作新学院高校1年時にボクシングを始める。2000年10月11日、横浜アリーナでWBA世界ライト級タイトルマッチ（畑山隆則 vs 坂本博之）のアンダーとして行われたプロデビュー戦に初回KO勝利を収めた。2002年には新人王トーナメントにエントリーし、スーパーフェザー級で3勝を収めたが、9月27日に行われた東日本準決勝で熊野和義（宮田）に4R判定で敗れた。 2005年12月13日、ジムの先輩コウジ有沢の引退興行のセミファイナルで密かに引退を決意して、柴田大地（ファイティング原田）と対戦。最後にフサフサの状態で写真に残ればと、かつらを被って試合に臨んだところ、試合中にかつらが浮き上がり会場は騒然。浮き上がる回数が増えたため、3R終了後のインターバルにセコンドがかつらを取り試合を続行、7RTKO勝ちを収めた〔“ヅラボクサー”「あの“事件”がきっかけで吹っ切れました」 日刊SPA! 2011年5月11日〕〔カツラボクサー キラリ!判定勝ち スポニチアネックス 2006年4月25日〕。 ルールで上半身にグローブ以外の着用が許されないため試合後厳重注意を受け、またその様子がワイドショーで取り上げられたことによって、ボクサーであることを内緒にしていた勤務先にばれクビになった〔。しかし、有名になった後はスポンサー企業の育毛剤使用により髪が増えた上〔カツラボクサー仰天!毛が生えた スポニチアネックス 2006年7月20日〕、小口のもとにバラエティ、ドラマ、CMなど出演の話が続々訪れ、またタレントらとの交流も深まっている。 2006年4月24日、柴田大地と再戦。「かつらのせいで試合に集中できなかった」という柴田の抗議で実現。黒バラの企画でカブトムシさいとうがデザインしたかつらを被って入場。リング上でかつらを客席に投げるも黒バラスタッフが回収〔今 明かされるカツラボクサーの真実 中井正広のブラックバラエティ 2006年5月28日〕。試合は5R負傷判定勝ちを収めた〔。 2006年9月5日、塩野翼（角海老宝石）と対戦。機内で偶然隣になった笑福亭鶴瓶からのアドバイスで〔かつらボクサー対決に新兵器投入 スポニチアネックス 2006年8月30日〕アフロのかつらを被って入場し、8R3-0の判定勝ちを収めた〔元祖の意地!小口がヅラ対決制す スポニチアネックス 2006年9月6日〕。 2006年12月6日、日下研也（セレス）と対戦。前日計量で後頭部に星とラインの刈り込みを披露〔かつらボクサー“愛の七夕刈り” スポニチアネックス 2006年12月6日〕。亀梨和也風のかつらを被って入場し、8R3-0の判定勝ちを収めた。試合後、9月から交際中で初観戦に訪れた彼女〔“ヅラボクサー”小口が新髪型 スポニチアネックス 2006年11月29日〕からキスの祝福を受けた〔かつらボクサー 恋人の前で勝った スポニチアネックス 2006年12月7日〕。 2007年3月31日、松本良一（KTT）と対戦。高橋ジョージからのアドバイスで〔かつらボクサー 愛のリーゼント スポニチアネックス 2007年3月31日〕リーゼントのかつらを被って入場し、8R3-0の判定勝ちを収めた〔かつらでつまずく…小口判定勝ち スポニチアネックス 2007年4月1日〕。 2007年7月4日、吉川守人（京浜川崎）と対戦。前日計量で後頭部に星と三日月の刈り込みを披露〔かつらボクサーが美輪明宏に? スポニチアネックス 2007年7月4日〕。美輪明宏からの助言を元に〔かつら小口 スピリチュアルに登場 スポニチアネックス 2007年6月23日〕蛍光色のロングヘアのかつらを被って入場し、3RTKO勝ちを収めた〔小口８連勝!かつら卒業も手応え スポニチアネックス 2007年7月5日〕。10月には日本スーパーフェザー級12位にランクされた〔かつらボクサーが日本ランク入り スポニチアネックス 2007年10月23日〕。 2007年12月3日、遠藤智也（ドリーム）と対戦。前日計量で後頭部にクリスマスツリーの刈り込みを披露〔祝2周年!小口サンバヘアで登場 スポニチアネックス 2007年12月3日〕。レゲエ風のかつらを被って入場し、5R終了TKO勝ちを収めた〔髪も勝ちも伸び伸びかつらボクサー スポニチアネックス 2007年12月4日〕。 2008年3月4日、宇賀神大輔（輪島功一スポーツ）と対戦。再び亀梨和也風のかつらを被り、シスターのコスプレをした彼女と共に入場。8R3-0の判定勝ちを収めた〔小口ガックリ…亀梨ズラで大苦戦 スポニチアネックス 2008年3月5日〕。 2008年7月9日、鎌田剛幸（花形）と対戦。ペ・ヨンジュン風のかつらを被って入場し、8R3-0の判定勝ちを収め、2004年9月13日から1引き分けを挟んで11連勝となった〔かつらボクサー小口“ヨン様”で11連勝 スポニチアネックス 2008年7月10日〕。その後日本スーパーフェザー級2位、OPBF同級9位までランクを上げた。 2008年12月2日、木村勇大（石川）と対戦。上地雄輔に依頼したかつらと衣装で入場するも、8R0-3の判定負けで連勝は11でストップ〔かつらボクサー11連勝でストップ…引退も スポニチアネックス 2008年12月2日〕。その後彼女にプロポーズするも断られ破局。勤めていた会社も解雇され職を失った〔“ドン底”かつらボクサー再起のTKO勝ち スポニチアネックス 2009年4月7日〕。 2009年4月6日、片山博司（アポロ）と対戦。氷川きよし風のかつらを被って入場し、4RTKO勝ちを収めて再起を果たした〔。 2009年7月9日、工藤貢（ファイティング原田）と対戦。加藤浩次風のかつらを被って入場し、7RTKO勝ち〔かつら小口2戦連続KO勝ち nikkansports.com 2009年7月9日〕。プロ10年目で初の日本タイトル挑戦が決定した〔「拾う髪あり」かつらボクサー タイトル戦内定 スポニチアネックス 2009年7月10日〕。 2009年10月10日、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われたダブル世界戦（西岡 vs エルナンデス、リナレス vs サルガド）の前座で、三浦隆司（横浜光）の持つ日本スーパーフェザー級王座に同級5位として挑戦。ちょんまげのかつらを被って入場。1Rと2Rにダウンを奪われながらも心身のスタミナで耐え抜き、王者の混乱を招く場面もあったが〔信長ヅラ“不発”…小口は判定で完敗 ウェブ魚拓（デイリースポーツ） 2009年10月10日閲覧〕、10R0-3の大差判定負けを喫して王座獲得はならなかった〔かつらに違和感…小口 初タイトル逃した スポニチアネックス 2009年10月11日〕。 2010年6月5日、金子大樹（横浜光）とのライト級8回戦ではイ・ビョンホンを意識したかつら（イ・ビョンホン自身もかつらである）で入場したが、0-3の判定負けを喫して自身初の2連敗となった〔かつらボクサー小口、判定負け「進退考える」 スポニチアネックス 2010年6月6日〕。 2011年4月25日、小沢剛（18鴻巣）と対戦。丸刈り風のかつらを被って入場するも8R引き分け〔“かつらボクサー”小口「ヅラも、試合も滑った」 スポニチアネックス 2011年4月26日〕。1年半前から交際中の彼女の前で勝利することはできなかった〔かつらボクサー恋人と再起 nikkansports.com 2011年4月26日〕。 現在、草加市で土木工事会社に勤務、妻と一女がいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「小口雅之」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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