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かに座55番星c(55 Cancri c)は、太陽に似たかに座55番星の周囲の扁平な軌道を44.34日の周期で公転している太陽系外惑星である。恒星からの距離の順に3番目の惑星である。2002年6月13日に発見され、土星の質量の約半分である。 ==発見== 大部分の既知の太陽系外惑星と同様に、この惑星も主星の視線速度の変化の観測により検出された。これは、主星のスペクトルのドップラーシフトを注意深く観測することにより行われた。発見時、かに座55番星は既にかに座55番星bという惑星を持つことが知られていたが、それを考慮に入れても視線速度の変化を完全に説明することができていなかった。 2002年、さらなる観測により、恒星から約5天文単位の軌道を長い周期で公転する惑星の存在が明らかとなった。2つの惑星を考慮に入れても、約43日周期の変動が残った。しかし、この周期は主星自体の自転周期に近く、惑星ではなく主星の自転によるものと考えられた。43日周期の惑星(かに座55番星c)と5天文単位の距離にある惑星(かに座55番星d)は、主星からの距離の順番に名付けられ、同じ論文で発表された。 さらなる観測により、2004年に内側の惑星かに座55番星eが発見された。11年間に渡る主星の光度測定の結果、かに座55番星の視線速度変化と同じ周期の活動は見られず、さらに周期は長い時間が経っても安定しており、これは恒星の活動が視線速度の変化の原因になっているという仮説と矛盾していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「かに座55番星c」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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