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かのこん
『かのこん』は、西野かつみによる日本のライトノベル。イラストは狐印が担当。『彼女はこん、とかわいく咳をして』(かのじょはこん とかわいくせきをして)の題名で2005年に第1回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作を受賞し、出版時に現在の題名となる。この題名は、小説1巻の第1章に残る。 2006年より2010年まで、『月刊コミックアライブ』(メディアファクトリー)にて山木鈴の漫画版が連載された。また、2008年4月から同年6月までテレビアニメが放送された。なお2008年7月31日にはPlayStation 2用ソフト『かのこん えすいー』が発売された。 == 概要 == 主人公の小山田耕太の一人称視点で進行〔シリアスシーンなどでは三人称の場合もある。〕するラブコメディである。性描写が含まれ、「ラノベ史上最強の寸止め作品」とのキャッチフレーズがあるが、作者は「純愛小説」と主張する。 原作には三浦勇雄の『上等。』シリーズや須堂項の『彼女はミサイル』といった、いずれも作者と同期(第1回MF文庫Jライトノベル新人賞)デビューした作家のパロディが随所に見られるが、対する『上等。』でも第6巻「フェスティバル上等。」で『かのこん』への意趣返し的なパロディ演劇「かれこん」を上演するシーンが登場する。その他にも「おっぱおマイスター」や望が作中で「うごけ、なぜ動かん、じお」と言う場面などのガンダムネタや「デカルチャー」といったマクロスネタもある。あとがきでもパロディがある。 2013年10月現在、原作は15巻まで刊行されているが、ストーリーはまだ完結しておらず、未完となっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「かのこん」の詳細全文を読む
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