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かわいいコックさん
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かわいいコックさん 「コックさん」または「かわいいコックさん」は、「棒が一本あったとさ」(ぼうが一本あったとさ)の歌いだし、または曲名でも知られる絵描き歌の俗称。歌にあわせていろいろな絵ができて行くが、最終的に出来上がる特徴的な絵を歌詞中で「かわいいコックさん」と称しているところから、その曲名と混同したもの。その理由の一つに後述の商標問題もある。 == 歌 == 東京のわらべうた〔阪田寛夫『童謡でてこい』河出書房新社、1986年、179頁。ISBN 4-309-00423-7。〕。作詞・作曲者は不詳。1964年から1965年にかけて、NHKの『うたのえほん』で歌われたことにより、広く全国に知られるようになった〔島崎篤子「『保育音楽』の授業における絵かき歌」、150頁。〕。 民族音楽学者で当時、東京芸術大学の教員だった小泉文夫が楽理科の学生らとともに採集した楽曲の一つ〔『童謡でてこい』180頁。〕。小泉の研究室を訪ねた『うたのえほん』の担当ディレクター岡弘道が番組にふさわしい曲として見出した〔。わらべうたの旋律をもとに間宮芳生にピアノ譜の作曲(編曲)を依頼〔。中川順子の歌で放送された〔中川順子の音源は、「ぼうが一本あったとさ」の曲名で日本コロムビアから発売される童謡集にしばしば収録される。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「かわいいコックさん」の詳細全文を読む
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