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瓦版(かわらばん)は、江戸時代、天変地異や大火、心中など時事性の高いニュースを速報性を以って伝えた情報紙のこと。 == 概要 == 妖怪出現など(例として大猫参照)、娯楽志向のガセネタもある。街頭で読み上げながら売り歩いたことから、読売(讀賣)ともいう。木版摺りが一般的。また、多くは一枚摺り。絵入りのものなどもあり、幕末期には多く出版された。明治初期までは出版される事があったというが、その後は新聞の登場などにより衰退した。現存する最古の瓦版は大坂の陣を記事としたものである。 天和から元禄にかけて盛んに刷られたとみられるが、その時期の瓦版はほとんど残っていない〔稲垣史生 『三田村鳶魚 江戸武家辞典』 青蛙房 新装版2007年 p.260.〕。古いもので宝暦年間から現存してくる〔。享保7年(1722年)2月の法令中に「筋無き噂事並に心中の読売を禁じる」があり、享保9年(1724年)6月の法令にも、「御曲輪内での読売をしてはならぬ」との法が出されている〔。裏を返せば、この時期(享保年間)に盛んに読まれていたという事だが、現存するものは残されていない〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「瓦版」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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