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『きのこいぬ』は、蒼星きままによる日本の漫画作品、およびそれに登場する生物の名称。当初は読み切りとして『月刊COMICリュウ』(徳間書店)2010年9月号初掲載。その後、シリーズ連載化された。 片耳がきのこになっている不思議な犬「きのこいぬ」と関わる人々の生活を描いたロー・ファンタジー作品。孤独からの癒しのプロセス、同性愛の要素を取り入れている。 == 登場キャラクター == === 主要キャラクター === ;夕闇ほたる(ゆうやみほたる) :デビュー10年のホラー絵本作家。独身。こまこ、つばきとは同い年。 :幼いころに両親を亡くし、引き取って育ててくれた祖父も大学生の時に他界。天涯孤独の生活を祖父の飼い犬だった「はなこ」に癒されていた。両親に十分に伝えられなかった「好き」という思いをたくさんの人に伝えるため、絵本作家を志す。 :はなこが病死してしまったことから、仕事はおろか生活全般に対する意欲を失っていたが、ある日庭から突如現れた「きのこいぬ」と出会う。 ;きのこいぬ :元はほたるの庭に生えていた、まピンクのきのこだったが、ある日(ほたるの見ている前で)突如として犬型の生物に「変態」した。 :体色は白が基調で左目から頭部左側にかけての部分がピンク地に白い水玉模様。左耳がきのこの傘のような形になっている。 :ある程度、人間の言葉を解し、小児程度の理解力や思考力はある模様。周囲の人間の言葉や行動に喜んだり、落ち込んだり、怒ったりする。時折、激情家らしく豪快にふるまう。 :ほたるにメッセージを伝えたい一心で、ほたるの持っていた「あいうえおのほん」でひらがなを一生懸命に勉強し、矢良の助けもあって字が書けるようになる。後には、携帯電話を操ってメッセージを送れるようにもなる。 :色々なものを食する(試しにお酒を飲ませてみた時も大丈夫だった)が、ドッグフードは食べない。基本的に子供が喜ぶような食物を好むほか水を吹きかけると喜ぶ。中でも、たこ焼きが大好物となり、自分でも「ちゃっちゃっ」と作るようになった。 :時折(主に起床時)、庭に出て胞子を飛ばす(ほたるは「これがきのこいぬにとっての排泄行為なのでは」と少し疑っている)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「きのこいぬ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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