翻訳と辞書
Words near each other
・ きみはペット
・ きみはミラクル!
・ きみはメロディー
・ きみは大きな存在
・ きみは愛されるためうまれた
・ きみは愛されるため生まれた
・ きみは愛されるため生れた
・ きみぴょん
・ きみぼく
・ きみまちバイパス
きみまち阪
・ きみまち阪周辺の戦い
・ きみまち阪県立自然公園
・ きみまろ
・ きみも飛べるよ!
・ きみゆき
・ きみをつれていく
・ きみ可愛いね
・ きむ
・ きむしん


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

きみまち阪 : ミニ英和和英辞書
きみまち阪[きみまちざか]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


きみまち阪 : ウィキペディア日本語版
きみまち阪[きみまちざか]

きみまち阪(きみまちざか)は、秋田県能代市二ツ井町にある県立自然公園の名称。秋田県有数のツツジ紅葉の名所であり、時期ともなると県内はもとより県外からも観光客が訪れる。デートスポットとしても有名。
きみまち阪の下には米代川が流れ、対岸には七座山が鎮座する絶景となっている。
== 地理 ==
もともとは米代川の川岸にまで迫る険しい山で、「郭公坂」「馬上坂」「畜生坂」などと呼ばれ、羽州街道でも「徒歩道無し」として水上を正規の道に指定されるなど最大の難所とされていた。この距離は1km程度であるものの、1里(約4km)に匹敵する難儀な道と言われ、下流側の荷上場村と上流側の小繋村の間で行われた船渡しは「一里の渡し」と呼ばれた。渡し賃を払えなかったり増水していたりで船渡しを利用できない場合、橋の無い藤琴川を徒歩で渡り、絶壁をよじ登って越えなければならなかった。あるいは荷上場村から藤琴川を北上し、大沢村を通って大沢川を遡り、二の又村から峠を越え、田子ヶ沢村から綴子川を下り綴子村に到る、かなり遠回りの間道を通らなければいけなかった。弘前藩主の津軽氏参勤交代江戸まで移動する際にも、この間道を利用したことがある。また、藩主がこの地を無事に通り過ぎたことを伝えるだけのために弘前まで使者が遣わされたという。
現在でもきみまち阪の周辺には断崖絶壁の屏風岩がそびえ立ち、往時の険しさを物語っている。現在のきみまち阪は公園として整備され、絶壁内部の公園部分は多くの樹木に覆われているが、大正時代の写真では、草地に数多くの大きな白い岩が点在する荒々しい様子をうかがうことができる。頂上付近には駐車場ときみまち阪キャンプ場がある。きみまち阪キャンプ場から徒歩で山頂に登ると二ツ井テレビ・FM中継局があり、二ツ井町や藤里町、日本海を遠望でき、すばらしい風景を見ることができる。
きみまち阪の山頂部からは高岩神社までの山道が続いている。高岩神社は平安時代に円仁が開いたとされる。神社周辺には奇岩や巨石が鎮座し、古くは一大霊場となっていた。戦国時代には多くの修行僧や僧兵が修行をしていた天台宗の寺であり、檜山安東氏や、大館浅利氏の家臣との抗争から廃れていった。
山中には近年、地元の町の町興し企画「恋文コンテスト」と連動して「恋文神社」が建てられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「きみまち阪」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.