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食い倒れ
(n) bringing ruin upon oneself by extravagance in food ===========================
株式会社くいだおれは、マスコットキャラクター「くいだおれ太郎」のマネージメントを行う企業。かつては、同名の飲食店及びそれを収容するビルを経営していた。 == 概要 == === 歴史 === *「くいだおれ」とは、「飲食に金をかけて貧乏になること」であり、「京都のきだおれ(着倒れ)、神戸のはきだおれ(履き倒れ)」などと言われる事である。大阪市中央区道頓堀に1949年6月、山田六郎が創業・開店した。屋号は「京の着倒れ、江戸の飲み倒れ」という、「京都の人間は着物道楽が過ぎて、江戸の人間は良い酒を飲み過ぎて財産を失う」との意味の、江戸時代からの地域性を表した慣用句〔『嬉遊笑覧 』(1830年)、『都の錦集』収録『元禄曽我物語 』(1702年)など。〕に基づいて作り上げた言葉。 *焼け野原となった大阪で「戦後復興期」に寄与することを目指し食堂として創業。創業者・山田六郎の意向から家族経営で支店などは存在せず、遺言にも「支店を出すな」「家族で経営せよ」「看板人形を大切にせよ」と記されている。 *流行を取り入れ、1953年の街頭テレビが関東一円に設置される前年(1952年)に、米国製テレビ受像機を購入して店内に設置するなどしている。NHKのテレビ本放送開始は1953年2月1日で当時は試験放送が日に数時間程度あっただけだったという。この当時、大阪市内のテレビ受像機総数は50台程度で、価格もサラリーマン平均年収数年分に相当した。 *1959年にはくいだおれビルを建造、この際にもいち早くビル内すべてを空調設備完備とするなど環境設備を自慢とした。1階が総合食堂、2階が居酒屋、3階が日本料理店、4~8階が割烹お座敷があり、食材も集まる流通拠点・商業都市としての大阪のもう一つの顔でもある、全国各地の名産品が入ることから飲食店が発達している「食い倒れの町」としての側面を体現している。 *2007年7月20日に『くいだおれ』の裏手に『ウラ・くいだおれ』をオープンさせた。本家『くいだおれ』とは違い、西洋料理店で、50坪70席だった〔「道頓堀のシンボル「くいだおれ」裏に西洋料理「ウラ・くいだおれ」」なんば経済新聞:2007年8月3日付 〕。本家『くいだおれ』の閉店に伴い、2008年4月26日に閉店。『くいだおれ太郎』の従兄弟『くいだおれ楽太郎』がいた。詳しくは後述。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「くいだおれ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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