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楔形文字(くさびがたもじ、せっけいもじ)とは、言語の表記に用いられた文字としてはヒエログリフ(紀元前3200年-400年)と並んで最も古いものの一つである。 == 楔形文字の呼称 == 楔形文字(cuneiform)という名称は、ラテン語の cuneus (くさび)と、forma (形)からなる造語であり、1712年にエンゲルベルト・ケンペルが日本事情をヨーロッパに紹介した本の中で使われてから一般でも使用されるようになったとされている〔前田(2000) 5ページ〕。オリエント学のうち、この文字を使用した文明・文化の研究は、一般に「アッシリア学」と呼ばれる。 楔形文字というのはあくまで文字の形状に注目した名称であり、実際には起源・系統の異なる多様な文字体系を含む。文字の種類としても、代表的なシュメール語・アッカド語の文字は表語文字と音節文字の組み合わせであるが、ウガリット文字はアブジャドであり、古代ペルシア楔形文字はアルファベットである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「楔形文字」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cuneiform 」があります。 スポンサード リンク
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