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アサヒ飲料株式会社(アサヒいんりょう)は、1982年(昭和57年)に設立されたアサヒグループホールディングスの清涼飲料水部門の子会社。本社は東京都墨田区吾妻橋1丁目23番1号。設立当初は「三ツ矢フーズ」だったが、1987年(昭和62年)に「アサヒビール飲料」と社名を改め、さらに1996年(平成8年)に現在の社名となる。2011年(平成23年)7月1日、旧法人のアサヒビール株式会社が持株会社移行に伴い「アサヒグループホールディングス」に商号を変更したのに伴い、アサヒ飲料はアサヒグループHDの事業子会社となった。 == 概要 == 120余年に及ぶ炭酸飲料のロングセラーブランド「三ツ矢サイダー」やオレンジジュースのロングセラー「バヤリースオレンジ」、国産の本格的なスパークリング・ウォーター(炭酸水)の中で最も長い歴史を誇る「ウィルキンソン タンサン」、缶コーヒーの「WONDA」、ブレンド茶の「十六茶」などを製造・販売するアサヒグループのソフトドリンク事業。清涼飲料水業界では日本コカ・コーラ、サントリーフーズ、伊藤園、キリンビバレッジに次いでシェア第5位。 現在は清涼飲料水の他、アサヒグループHDの酒類事業会社であるアサヒビールが販売するカクテル・チューハイなど酒類の製造も行っている。 近年は他社の飲料メーカーとの提携・権利取得などに力を入れ、2007年(平成19年)、カルピスと業務提携して自動販売機部門を統合(その後2012年にアサヒグループホールディングスがカルピスを買収し兄弟会社に)したのに続き、2010年(平成22年)にはハウス食品が長年発売してきた「六甲のおいしい水」(現・おいしい水 六甲)の製造・販売権をハウス食品から53億円で取得し、同年7月6日から発売を開始した。また2015年(平成27年)3月には大塚製薬と自動販売機で相互提携を結び、大塚側で「WONDA」、アサヒ側では大塚製薬の「ポカリスエット」の販売を開始した。さらに、2016年(平成28年)1月1日にアサヒグループホールディングス傘下企業の再編で旧法人のカルピス株式会社を吸収合併、「カルピス」や「カルピスソーダ」「ウェルチ」などの旧カルピス社から販売されていた全商品をアサヒ飲料の商品として扱うようになった。これと同時に旧カルピス社の一部事業を継承して設立されたカルピスフーズサービス株式会社は「(新)カルピス株式会社」に商号を変更した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アサヒ飲料」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Asahi Soft Drinks 」があります。 スポンサード リンク
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