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『くりいむレモン』 (Cream Lemon) は、1984年よりフェアリーダストが制作し、創映新社が発売した、日本のアダルトアニメビデオ作品のシリーズ。タイトルロゴから『くりぃむレモン』(「い」が小文字)と記載されるケースが多いが、シリーズ全作品を通して正式名称は『くりいむレモン』である。 == 歴史 == 1984年に第1作『くりいむレモンパート1 媚・妹・Baby』(ビー・マイ・ベイビー)が発表され、シリーズ化された。「美少女アニメ」とも称されるアダルトアニメの先駆けで、『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』に登場するセイラ・マスの入浴シーンを映画館でカメラに収めているアニメファンに、ビジネスとしてのヒントを得たのが起源とされる。 本シリーズ以前にも、中島史雄原作作品やその他のオリジナル作品などアダルトアニメが数本制作されているが、オリコンビデオチャートに複数タイトルが同時ランクインするなどの大ヒットにより、このジャンルを初めて一般認知させた本シリーズが“実質上”“本格的な”の注釈付きで「日本初の商業用アダルトアニメ」とされることが多い。また、日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)を騒がせた問題作として当時話題になり、ロリコン物の起こりともなった。 本シリーズは第1作の『媚・妹・Baby』から海外へ輸出されている。販売したJVDによると「アメリカにおけるロリータ・ビデオは、相当なマーケットを構成しているが、それらは実写であり、アニメものはない。その点で十分差別化されている。また、正規のルートで海外に輸出されるのも初のケース」としており、『STAR TRAP』『ホワイトシャドウ』『魔人形[madol]』は北米で無修正版が発売された。このため海外でも話題になり、いわゆる「Hentai Anime」と称された。 初版は1作品につき1本のパッケージで販売されていたが、後に書店販売用としてセックスシーンをカットして全体の尺を半分に再編集されたものを2作品ずつ収録した『くりいむレモンjr』(大陸書房)や、セックスシーンを中心に数作ずつを纏めたクライマックス全集、廉価版(大陸書房、笠倉出版社)の発売、再度ビデオ流通用としてオリジナルと同じ内容のものを2作品収録した『ツインシリーズ』が発売された。1作目と2作目にはモザイク処理の入っていない、いわゆる裏ビデオも流通しているが、正規版も何回か再発売されており、修正が変更されていることもある。2002年にはDVD化されたが、ビデオ版発売当時とは審査規定が変わったため、モザイクによる修正が広範囲となっている。 PC-9800シリーズを中心とした一般家庭へのパソコン普及に伴い、1980年代には『STAR TRAP』が、1990年代には『黒猫館』『ラルIII』『亜美・風立ちぬ』『エスカレーション』などがアダルトゲーム化され、発売された。 1997年に『エスカレーション』の実写版が発売され、また、2004年には亜美を主役とした作品も実写映画化された。その後は実写版で、『くりいむレモンレーベル』としてオリジナルビデオのシリーズが発売された。 2001年から2002年にかけて、旧作のリメイク版として『新世紀くりいむレモン』シリーズが発売されたが、2作品だけで終了した。 2006年には一般作のOVAとして『くりいむレモン New Generation』シリーズ(全4巻)が発売された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「くりいむレモン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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