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くるまば草[くさ]
『くるまば草』(くるまばそう、)は、ヨハン・シュトラウス2世が手掛けたオペレッタである。 == 概要 == 1895年12月4日、アン・デア・ウィーン劇場において初演された〔 『ブラームス回想録集 第二巻 ブラームスは語る』(音楽之友社、2004) p.146〕。この初演にはヨハネス・ブラームスとリヒャルト・ホイベルガーも足を運んでおり、ブラームスは上出来な芝居と台本を称賛した〔。またシュトラウスの音楽については、以下のように評している。 序曲のなかにフルートで演奏されるワルツが登場する〔加藤(2003) p.182〕。このワルツは最後に華やかな対旋律をまとって繰り返されるが、この対旋律はブラームスが書き込んだものといわれる〔。 このオペレッタの初演に際して、シュトラウスは人気の喜劇役者と仲たがいしてしまった〔小宮(2000) p.203〕。家庭問題からジラルティが出演を最後まで渋ったことが原因であった〔。『ウィーンのカリオストロ』以来、ジラルティはシュトラウスのオペレッタに欠かせない重要な存在であったが〔小宮(2000) p.202〕、この作品を最後に彼がシュトラウスのオペレッタに登場することはなくなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「くるまば草」の詳細全文を読む
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