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ぐるっとBUS[しないしゅうゆうぐるっとばす] 富山市内周遊ぐるっとBUS(とやましないしゅうゆうぐるっとバス)は、富山地方鉄道が2015年(平成27年)4月1日より富山県富山市内にて運行開始した、市街地の美術館・博物館・観光施設等を巡る有料周遊バス〔「富山市内の名所ぐるっと案内 地鉄周遊バスきょうから」北日本新聞 2015年4月1日32面〕。同年3月31日まで富山市が運行していた循環型無料送迎バス、「富山ミュージアムバス」に代わり運行することとなったものである。 == 概要 == 富山地方鉄道は、2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線開通をにらみ、同年4月1日よりこれまで富山市が運行していた富山ミュージアムバスとほぼ同コースを循環する周遊バスの運行を同年2月18日に発表した。運行コースについては、これまでの巡回地に加え高志の国文学館、中央通り商店街にあるギャルリ・ミレー、西町に同年8月22日に開館したTOYAMAキラリ(富山市ガラス美術館・富山市立図書館本館)、富山駅北側にある楽翠亭美術館、富岩運河環水公園(数年後公園内に 富山県立近代美術館が新築移転予定)などの追加と、富山市ガラス美術館に統廃合される富山市民プラザ内のトヤマグラスアートギャラリー等の廃止などの、巡回地の存廃を検討、また運賃についてはこれまで無料だったが有料とし、200円程度の予定であると発表した。これに際し富山市は、役所内でつくる事業再点検チームから2014年(平成26年)10月に富山ミュージアムバスの存廃の検討指示を受けたこと、民業圧迫との懸念が出るとして3月で役目を終え撤退を決めたほか〔「バスで美術・博物館周遊 4月から地鉄が運行 市のミュージアムバス廃止」北日本新聞 2015年2月19日31面〕、富山県と富山市は同社に対しそれぞれ200万円の運行費補助を行う〔https://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=6956/ KNB WEB〕ことを決定した。 富山ミュージアムバスからの変更点は、便数が1便減となったほか、運賃として、大人200円、小人100円(1乗車〔区間〕ごと)が必要になった。また、市内軌道線(市内電車)と、ぐるっとBUSが1日乗り放題の1日フリー乗車券(大人700円、小人350円)も販売されている。周遊ルートに関しては、富山市民プラザ内トヤマグラスアートギャラリー、松川べりギャラリー・松川べり彫刻公園(富山城址公園より徒歩圏内)の施設(バス停)が廃止された代わりに追加された施設(バス停)がいくつかある。また土曜、日曜日、祝日にはバスガイドが乗車し観光ガイドも行う。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ぐるっとBUS」の詳細全文を読む
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