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けの汁[けのしる]
けの汁(けのしる)は青森県の津軽地方から秋田県にかけての範囲で作られている郷土料理である。秋田県ではきゃの汁、きゃのことも呼ばれる。細かく刻んだ野菜を昆布出汁で煮込んだ汁物で、名称は「粥の汁」に由来するとされる。小正月の行事食として作られている。 == 調理法 == 材料はダイコン、ニンジン、ワラビ、ゴボウ、凍豆腐、油揚げ、こんにゃく、青大豆。地域や家庭によって具材に多少の違いがあるが、根菜を中心とした野菜と大豆製品を昆布出汁で煮込んだ精進料理であることは共通している。 # 材料のうち、大豆を含めた乾物や塩蔵物を水で戻す。 # 大豆以外の材料を全て細かく刻み、昆布出汁で煮込む。この間に、水でもどした大豆をすり鉢で磨り潰す。 # 野菜が煮えたところで味噌かすましで味を整え、じんだ(磨り潰した大豆)を入れて仕上げる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「けの汁」の詳細全文を読む
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