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『ケロロ軍曹』(ケロロぐんそう、英語表記:Sergeant Frog)は、吉崎観音による日本の漫画作品、およびこれを原作とする一連の作品群の総称。またこれらに登場する主人公の名前。略称は「ケロロ」。 『月刊少年エース』(角川書店、以下『少年エース』)にて現在連載中。1998年に読み切り「ケロロぐんそー」を発表(詳細は後述)。同誌1999年4月号より連載が開始。単行本は2015年3月現在、26巻まで発刊されている。累計発行部数は1400万部。 また、『ケロロランド』・『ケロケロエース』(どちらも角川書店)には過去の『少年エース』掲載分が再録という形で収録されている(前者には再録分とは別に、描き下ろしの漫画も掲載されている)。 本作品は第50回(平成16年度)小学館漫画賞児童向け部門を受賞し、角川書店の作品では史上初にして現時点で唯一の受賞作となっている。 == 作品の特色 == 作品のテーマは「家族」である〔単行本第1巻のカバー折り返しより〕。地球侵略をしに来たカエルをモチーフとした宇宙人(ケロン人)・ケロロ軍曹が日向家に居候することによる日常と非日常の融合とそのギャップが生み出すおかしさが話のベースとなっている。その一方で魅力的な女性キャラクターが多数登場するなど近年の萌え漫画的な要素もふんだんに盛り込まれており、子供だけでなく幅広い層を取り込んでいる。 ストーリーが進むとケロロの部下が集まり、彼らで地球侵略作戦を練っては試みるも居候先の少女・夏美に懲らしめられたり作戦の詰めの甘さによって自滅したりしてオチがつく、というのがこの漫画の基本パターンとなっている。また、内容によっては人間の行いに対する警告・教訓の意味合いを持つエピソードも含まれている。連載が進むにつれてケロン人と地球人達との間にも友情が芽生え、侵略する側とされる側という対立の構図とのギャップも漫画の展開に絡んでくるようになってきている。基本的には毎回一話完結型で描かれるが例外的に2-4話に分けられたストーリーがあり、単行本化のときに巻をまたぐものもある。 作風は「デフォルメされた、魅力あるキャラクター」「太く、はっきりした線」を基本とし、そして伝統的な漫画のスタイルを踏襲している。その一方で「デザイン的な絵文字、漫符」「コマの構成をぶち抜く画の配置」等イラストデザイン面でも優れており、イラストレーターとしても活躍する作者・吉崎の持ち味が十分に発揮されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ケロロ軍曹」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sgt. Frog 」があります。 スポンサード リンク
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