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ここに泉あり[ここにいずみあり]
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ここに泉あり[ここにいずみあり]
『ここに泉あり』(ここにいずみあり)は、1955年(昭和30年)2月12日公開の日本映画。中央映画製作、独立映画配給。監督は今井正、主演は岸恵子。モノクロ、スタンダード、150分。 高崎の市民オーケストラが、群馬交響楽団(以下、群響と記す)へと成長する草創期の実話を舞台としたヒューマンドラマ。作曲家の山田耕筰、ピアニストの室井摩耶子がそれぞれ本人役で特別出演している。第29回キネマ旬報ベスト・テン第5位。 == ストーリー == 終戦直後結成された市民オーケストラは働く人や子どもたちに美しい音楽を与えようと努力するが、人がいいマネージャー井田の奮闘にもかかわらず、楽団員の生活は苦しかった。唯一の女性楽団員佐川かの子は、音楽学校を出たばかりだが、田舎にくすぶっていてはピアノの腕が落ちると悩んでいた。新しく参加したヴァイオリンの速水は彼女を励ますものの、自身も苦しかった。解散止むなしと追いつめられ、最後と思って利根源流の山奥の小学校へ行くと、思いがけずの大歓迎を受け、みんなで「赤とんぼ 」を合唱して感動する。草津にあるハンセン病療養では入所者たちが不自由な手で「音のない拍手」をする。速水とかの子は結婚するが生活は苦しく、将来への不安も大きくなるばかりだ。軍楽隊上りの工藤や丸屋は楽器を質に入れたり、チンドン屋になったりして頑張っていた。井田は東京から山田耕筰指揮の交響楽団とピアニスト室井摩耶子を招いて合同コンサートを開くことにしたが、余りに大きな技術の差に一同は落胆。2年後、耕筰は旅の途中で彼らの練習所へ立寄る。生活と闘いながら立派な楽団に成長したことに安堵する。かの子は赤ん坊を背に、人々の心に美しい音楽を伝えるため歩き続けるのだった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ここに泉あり」の詳細全文を読む
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