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『こんにちはいっと6けん』(こんにちはいっとろっけん)は、関東地方のNHK総合テレビジョンで1993年4月から2013年3月21日まで、平日の昼前に放送されていた地域情報番組である。 == 概要と歴史 == 1970年代から1990年代前半にかけて、NHKでは日曜以外の13時台における総合テレビの編成は以下のようになっていた。 ;平日 :13:00 ニュース(今と変わらず) :13:05 銀河テレビ小説再放送 :13:25 地域放送枠 :13:45 ニュースの窓(現:『くらし☆解説(くらし・きらり・かいせつ)』) ;土曜日 :13:00 ニュース :13:05 地域放送枠 :13:25 大河ドラマ再放送 この地域枠で1974年から放送されていた『関東ネットワーク』と、対象を甲信越にも広げ1983年にリニューアルした『関東甲信越ネットワーク』とが、この番組の源流である。 昼前の地域放送枠が設定されたのは1980年代に入ってからで、1984年改編で昼前天気予報前に5分間のお知らせ枠が設定され、これが翌年に11:45開始の『くらしの情報』となり、平成になってから1991年改編で『ニュースセンター首都圏』となった。『ニュースセンター首都圏』は、正午のニュースの地域枠が5分しかないため、広域圏である関東の話題をフォローするという目的もあった。 1993年の春に大改編が実施されるにあたり、13時台の地域放送枠が全廃され、昼前に統合されることとなった。その際、関東地方では地域放送枠がほぼまるまる1時間設定され、地域のニュースと話題を伝えるこの番組が誕生した。他のブロックが地域枠を縮小する中、このような編成を維持しているのはほかに東北地方だけである〔ただし東北の場合は、東日本大震災があったという特殊事情を考慮する必要がある。震災後は従前と異なり全6県でクッションの時間帯が無くなり、ブロック放送から県域放送にシームレスに移行する。〕。 2004年秋から、順次北関東で県域放送が始められたことにより、11:30に飛び降り点が設けられた。全国で唯一地元民放テレビ局が無い茨城県ではそこで県域放送に移行したが、2012年から飛び降りた栃木県は全媒体で民放と競合することから金曜日のみがその対象である。 基本的に、進行はNHKの職員アナウンサーが対応し、関東各地域拠点からのリポートは各局が個別に採用する契約キャスターが担った。東京都の話題は首都圏センターの契約キャスターが担ったが、彼女らは新規で契約することはまず無く、他の放送局で経験を積んだりフリーランスである程度活動して採用される。 受信料値下げと東日本大震災による編成方針見直しにより、2013年3月21日で番組は終了。20年の歴史に幕を下ろした。後継番組は『ひるまえ ほっと』。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「こんにちはいっと6けん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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