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こんにちは赤ちゃん(こんにちはあかちゃん)は、1963年(昭和38年)にリリースされた歌謡曲。また、それをモチーフにした映画作品(2作品存在する。詳細後述)、およびテレビドラマ(詳細後述)。 == 歌謡曲 == 歌唱:梓みちよ、作詞:永六輔、作曲:中村八大 本曲は作曲者・中村の第一子生誕をヒントに永が作詞した作品である。本来はそのエピソードから永がパパの心情を歌詞にして、中村にプレゼントした曲であった〔読売新聞社文化部『この歌この歌手〈上〉運命のドラマ120』社会思想社、1997年、105-106頁。ISBN 4390116010〕。永は自身のコンサートや、後年テレビ朝日の『題名のない音楽会』に出演した際などに、「パパの心情版」のこの曲を歌っている。 1963年7月6日、NHKテレビの人気番組『夢であいましょう』の今月の歌コーナーにて紹介された。原曲は上記のとおりパパの心情の歌詞であるが、歌手が女性であることなどから、ママの心情に置き換えた〔『この歌この歌手〈上〉運命のドラマ120』106頁。〕。 譜面の視聴者プレゼントへ週に1万通を超える応募が殺到する〔『この歌この歌手〈上〉運命のドラマ120』108頁。〕などの以後の大反響から同年11月1日、キングレコードよりシングルレコードが発売〔EB-1000。 ジャケット裏にはB面曲「いつもの小道で」のジャケットが掲載されており、事実上同シングルは両A面扱いである。ステレオ録音されたが初発シングルはモノにダウンミックスされての発売。日本レコード大賞を受賞後、同品番で表裏共にジャケット写真を差し替えさらに「こんにちは赤ちゃん」の側に「1963年日本レコード大賞受賞」と記載されたものが発売された。〕されると、100万枚を超える〔『この歌この歌手〈上〉運命のドラマ120』109頁。〕空前の大ヒットとなり、梓は本曲で同年の第5回日本レコード大賞を受賞し、第14回NHK紅白歌合戦にも本曲で初出場を果たす。 翌1964年には第36回選抜高校野球大会の開会式入場行進曲に使用された。坂本九の「スキヤキ」の世界的ヒットの直後ということもあり、同じ作詞・作曲者であるこの曲も、同年英国デッカ・レコードを通じ梓のバージョンが日本語のまま世界に向けて発売された〔F.21921。タイトル表記は日本語のまま"Kon-Nichi Wa Akachan"となっている。〕。また、オーストラリアの女性歌手、ノエリーン・バットレイ(Noeleen Batley)により英語カヴァー「Little Treasure From Japan (Kon Nichi Wa Akachan)」が発売されている〔〕。 1992年6月10日、本曲を作曲した中村八大が61歳で逝去。同1992年暮れの第43回NHK紅白歌合戦で、梓は16年ぶり11回目の紅白復帰出演を果たし、中村を偲んで本曲を披露した。 日本テレビ系バラエティー『ぐるぐるナインティナイン』の名物コーナー『ゴチになります!』のクビレースでナインティナインの矢部浩之が2013年のパート14でクビになった際に『散り際の曲』として使われたことがある。ちなみにパート16の最終戦でも選択したが、無事に残留したために使われなかった。(江角マキコがクビになりエレファントカシマシの曲が使われたため) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「こんにちは赤ちゃん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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