翻訳と辞書
Words near each other
・ さかさまつげ
・ さかさまの空
・ さかさまショー
・ さかさまワールド
・ さかさま世界/Once Upon a Time -キボウノウタ-
・ さかさま指令
・ さかさカメラ
・ さかざきちはる
・ さかしき人にみるこころ
・ さかしたしま
さかしま
・ さかずき
・ さかたオノ子
・ さかちさと
・ さかっち
・ さかっちバス
・ さかつう
・ さかて (掃海艇)
・ さかともえり
・ さかともせいちゃん


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

さかしま : よみがなを同じくする語

倒しま
さかしま : ミニ英和和英辞書
倒しま[さかしま]
【名詞】 1. reverse 2. inversion 3. upside down 
===========================
さかしま : ウィキペディア日本語版
さかしま

さかしま』(''À rebours'')は、フランスの作家ジョリス=カルル・ユイスマンスによる小説1884年に刊行され、象徴主義デカダンスの作品としてポール・ヴァレリーオスカー・ワイルドなどに影響を与えた。「さかしま」は「逆さま」「道理にそむくこと」といった意味(英訳では"Against the Grain"または"Against Nature")。「デカダンスの聖書」とも評される。
== あらすじ ==
登場人物は(回想シーンなどを除き)ほとんど主人公フロレッサス・デゼッサント(Floressas des Esseintes)1人のみである。
主人公は貴族の末裔で、学校を卒業後、文学者との交際や女性との放蕩などで遺産を食い潰す。やがてそうした生活に飽き、性欲も失い、隠遁生活を送る決意をする。祖先の遺した城館を売り払い、使用人とともに郊外の一軒家にこもって趣味的な生活を送る。
デゼッサントは俗悪なブルジョワ的生活を嫌い、修道院の隠棲生活に憧れを持つが、カトリックの信仰には懐疑的である。自分の部屋にラテン語の文献、好みの書物(ボードレールマラルメなど)を集め、幻想的なモローの絵、ゴヤの版画で飾り、美と廃頽の「人工楽園」を築いてゆく。
次第に神経症が悪化し、不眠、食欲不振などに悩まされる。ある日、ディケンズの小説を読み、ロンドンで暮らそうと考えて家を出るが、結局汽車に乗らずに帰ってきてしまう。医師から、現在のままでは神経症はよくならないので、パリで普通の人間に交わって生活するよう命じられる。パリへ向かうべく、デゼッサントは住居を引払う。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「さかしま」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.